苦難が彼を法輪大法へと導いた
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 【明慧日本2025年4月15日】涂兆均さんはIC設計会社の取締役です。大学卒業後、新竹サイエンスパークに就職し、28歳でIT企業のシニアエンジニアになりました。しかし、無限の可能性を秘めたキャリアを築く準備が整った矢先、彼は不眠症に悩まされるようになりました。

 この突然の問題により彼の人生は中断されました。何年も経ってから、彼はこの不眠症が苦難ではなく、人生に大きな変化をもたらした贈り物だったことに気づきました。

 涂さんは不眠症の原因を探り、仕事のストレスか恋人との関係のせいかもしれないと考えました。しかし、両方の問題が解決した後も、依然として不眠症は続きました。「私は体はひどく疲れているのに、頭が冴えていて眠れませんでした。ついに夜が明けてしまいました。無理やり起き上がり、起きて仕事をこなしました。午後7時か8時には疲れ果てていましたが、眠れませんでした」

 彼は不眠症を治すために様々な方法を試しました。運動時間を長くしたり、マッサージを受けたり、治療を受けたりしました。それでも、終わりのない長い夜が続きました。涂さんは夜眠れない苦痛に加え、大学時代に負った脊椎損傷の後遺症が彼の生活を悲惨なものにしていました。「働き始めてから脊椎の痛みが増し、座ることも立つことも横になることもできず、どんな姿勢をとっても不快でした。腰痛を治すために西洋医学と漢方医学の両方の医師に診てもらいましたが、効果はありませんでした」と話しました。

 法輪大法に出会う

 数年にわたる苦しみの連続の後、30歳になった時、涂さんは希望を見出しました。同僚が彼に「法輪大法を修煉してみませんか」と言いました。彼は「法輪大法を修煉すると不眠症が改善しますか?」と尋ねました。すると同僚は自信満々に「法輪大法は多くの人を助けています」と答えました。

 この言葉は涂さんに希望の火を灯しました。彼は自宅近くの煉功所を探し、午前5時前に時間通りに到着して煉功を始めました。

 涂さんは、「私は修煉を始めてすぐに眠気を感じ始めました。1週間後、薬を飲まなくても眠れるようになりました。2週間ほどですっかり元通りになりました。睡眠の質も以前と同じになり、驚いたことに腰痛も消えていました。2年間の不眠症と5年間の腰痛から回復したのです!」と話しました。

 精神的な喜び

 涂さんは結婚しましたが、次第に修煉を怠るようになりました。「法輪大法を修煉することで健康になりましたが、他のことに執着し始めたのです。高級車、オーディオ機器、美味しい食べ物、旅行など、いわゆる幸せを追い求めるようになりました。修煉を始めて1年後、法輪功のことを忘れてしまい、ついにはやめてしまいました」

 2年後、彼は再び不眠症に悩まされるようになり、「薬を飲もうかとも思いましたが、薬を飲んでも問題は解決しないことに気づきました。以前、法輪大法を修煉して回復したので、修煉を再開すべきだと思いました」と話しました。

 3日間煉功を続けた後、涂さんの不眠症は治まりました。今度は、法輪大法の修煉が涂さんに強い衝撃を与え、その驚くべき効果を実感しました。涂さんは、「私は法輪大法とは何かを知りたくてたまらなかったのです。私はは熱心にすべての本を読み、法輪大法の奥深さを徐々に理解しました。そして、私の人生が大きく変わったのを感じました」

 「私は法の原理をより深く理解し、多くのことを理解しました。修煉者としての振る舞い方と、それに伴う責任を知りました。突然、これまで追い求めてきたものすべてが空虚に思えました。まるで人生が新たな方向へと転じたかのようでした。法輪大法の偉大さを改めて実感しました! 大法と師父の偉大さが私にもたらした喜びは、この世の何ものにも代えがたいものです」と述べました。

 生活は普段通りのように見えましたが、すべてが違っていました。涂さんはまるで新しい世界に目覚めたかのような喜びを言葉では言い表せませんでした。彼は職場の全員に法輪功の主要書籍『轉法輪』を配り、自らの体験をこう語りました。「現代医学では治せなかった長年の健康問題が、法輪大法の修煉によって回復しました。修煉によって新しい体が手に入っただけでなく、法輪大法の真・善・忍の教えに従うことで、まるで生まれ変わったような気がしました」

 法輪功の実践は彼の人生を真に変えた

 涂さんは常に礼儀正しく、穏やかな気質と正義感を持っていました。法輪功の修煉は彼にどのような変化をもたらしたのでしょうか?

 彼は二つの例を挙げました。涂さんはこう語り始めました。「私たちの会社は順調です。お菓子が詰まった戸棚と、文房具が詰まった戸棚があります。持ち帰りたいものは何でもOKなので、お菓子と文房具を持って帰りました。雨の日には傘が会社から支給されるので、何本か持って帰りました。法輪大法を修煉し始めてから、これは間違っていたと気づきました。それで、文房具と傘を全部返却しました」

 「以前、私は家族との連絡や請求書の支払いなど、用事がある時はオフィスの電話を使っていました。しかし、修煉を始めてからそれが間違っていることに気づき、やめました。今、個人的な用事は個人電話に頼るようになりました。仕事中にインターネットを見たり、個人的な用事をしたりするのもやめました。必要な場合は、休暇を取って個人的な用事を済ませます。修煉者として、もっと良い人間にならなければなりません」

 「昔、バイクで通勤していた時、車が故障した人を見ると、必ず止まって助けてあげていました。私はいつも自分が正義感の強い人間だと思っていました。だから、交通ルールを守らない人を見ると、いつも腹が立ちました。どうしてルールを無視して他人に迷惑をかけるのか?」

 「今では、交通ルールを破っている人を見かけても、私は愚痴を言わなくなりました。その代わりに、私は自分の考えを振り返るのです。自分の正義感の裏には嫉妬が隠されていることに気づきました。私は、人を助けたいという気持ちの裏には、他の人が私をもっと大切にしてくれ、尊敬してくれることを期待していたことにも気づきました」

 涂さんは修煉を積むことで初めて、これらの隠れた利己的な考えに気づきました。「修煉をより真剣に行い、心身を向上させるにつれて、大法の理が私を鼓舞し、私の観念を変えていきます。それは素晴らしい感覚です。宇宙の理をさらに多く発見するのです。だからこそ、修煉をする人は生まれ変わったように感じるのです!」

图1:兆均表示,修炼后的自己就像重生一样!

涂さん「修煉した後、自分は生まれ変わったように感じました」

 友人が修煉者になる

 涂さんには、建設業、芸術、公共事業に携わる多くの友人がいます。彼の誠実さ、優しさ、そして無私無欲は、多くの人々を彼に惹きつけ、彼の行動を通して大法の素晴らしさを人々に伝えています。

 彼はこう言いました。「私はある歯科病院の院長・王さん(仮名)と10年以上の知り合いです。王さんは徐々に法輪大法を理解していきました。私たちは時々会って話をしました。王さんが人生で助けが必要なことに気づいた時、私は王さんの問題を解決する方法を探しました。その後、王さんは大法の意味を理解し、修煉を始めました」

 徐々に、涂さんの親しい友人の多くが法輪大法を修煉し始めました。人々に法輪大法をどのように紹介したらよいかと尋ねられると、涂さんは微笑んでこう答えます。「私はただ師父の教えに従い、真・善・忍を実践し、他人を思いやる善人となるよう努めています」

 結論

 涂さんは、「振り返ってみると、たとえ人生が順風満帆だったとしても、名声と富を追い求めるあまり、迷子になっていたかもしれません。不眠症に苦しんだことで、人間の小ささや脆さを痛感しました。苦難の中で修煉を続けることで、大法の尊さを知ったのです。人生の苦難は、天が自分を大法へと導くための方法であり、これまで受けた最高の贈り物だと感じました」

 「ここ数年のパンデミック、災害、人生の困難、そして世界の変化は、人を不安にさせます。しかし、法輪大法の修煉は私に心の平安をもたらしてくれました。もう不安も迷いもなく、希望に満ちています。 皆にこう伝えたいです!」

 「皆さんにはそれぞれ考え方があり、法輪大法に賛同できない方もいらっしゃるかもしれません。しかし、もしそうした考えを捨てることができれば、大法がいかにユニークであるかがお分かりいただけると思います」と語りました。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/13/488269.html
 
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