会社の人気者
■ 印刷版
 

 文/遼寧省の大法弟子

 【明慧日本2024年4月21日】私が47歳のその年、私は意外にもガス会社に採用され、給油スタッフとしての仕事を始めました。

 近年、国内で安全事故が多発しているため、上層部は特に火災や爆発のリスクがある企業や施設に、安全管理を専門とする人員を配置するよう指示しています。これは、事故を未然に防ぎ、事故発生率を減らすためです。私は給油業務のほかに、会社から施設の点検巡回も任されており、その際は常に細心の注意を払っています。

 ある日の点検で、ボイラー室の電動機の近くで目立たない水漏れを発見しました。慎重に調査した結果、電動機の管に針の穴ほどの小さな穴が開いており、そこから水が噴出していることを確認しました。地面には電線があり、水漏れが漏電を引き起こす危険性がありましたので、私はすぐに責任者に報告しました。会議で、所長から私の真面目な仕事ぶりを褒めていただきました。

 会社の設備は古くなっており、新しいものに取り替えるべきですが、資金不足でそれができません。そこで、社長は修理屋に頼んで修理させました。その後のテストですべて正常でしたので、所長も修理屋も帰りました。しかし、まもなくして、圧縮機の圧力が急上昇して24まで達し(正常値は19から20)、爆発の危険性がありました。私は直ちに所長に連絡し、状況を伝えました。所長と修理屋はすぐに戻り、機器を通常の圧力に調整しました。所長は興奮気味に「ありがとう!」と言いました。所長はお酒を飲んでいましたが、私がタイムリーに問題を見つけたことで、これまで何度も事故を防ぐことができました。

 会社の設備に関する修理や清掃など、本来は所長の責任ですが、私は大法を修煉し、師父はどこにいても良い人であるべきだと説かれています。また、私が修煉していることは会社の人たちも知っており、皆から良い社員だと認められています。休憩時間には、彼らに大法が迫害されている事実を伝えています。会社では、私にできることがあれば自ら進んでやりますし、夜勤の先輩は「社長があなたを高く評価するのも当然だ。あなたは本当に実行力がある!」と言ってくれました。

 昨年の秋、市の技能・職業試験を受けに行きました。全部で7科目ありましたが、大法が智慧を授けてくださったおかげで、すでに50を超えた年齢で、しかも中卒の学歴しかない私は全科目に合格することができました。上司や同僚も褒めてくれました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/17/475259.html)
 
関連文章