「修は己にありて、功は師にあり」という素晴らしさを体感した
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文/山東の大法弟子  

 【明慧日本2021年7月3日】2019年に出所した時、私の全身は痒くてたまりませんでした。法輪功への迫害が厳しいことは誰もが知っており、修煉者は身体をひどく傷つけられていました。帰宅後、飢えに耐えながら私は法を学び、煉功を行い、熱心に正念を発したところ、とてもよく回復しました。

 私は師の法を暗記していました。

 「煉功者はこれからの修煉においても、決して楽ではありません。多くの功が身体に現われてきますが、いずれも強烈なもので、しかも身体の中を動き回りますので、あれこれ具合が悪いと感じるかも知れません。具合が悪いと感じるのは、常に病気にかかるのを恐れているせいです。本当のところは、身体の中にそれほど強烈なものまで現われてきたのであって、現われたものはみな功や、功能ばかりで、さらに多くの生命体もあります。それらのものが動き出すと、身体が痒くなったり、痛くなったり、辛く感じたりするのです。その上、末梢神経の感覚も敏感で、いろいろな状態が現われてきます。身体が高エネルギー物質によって取り替えられるまでは、ずっとそういう状態が続きますが、それはもともと良いことです。しかし、修煉者でありながら、いつまでも自分を常人と見なし、いつも病気ではないかと気になっているようでは、どうやって修煉できるのでしょうか? 煉功の中で刧難がやってきたのに、相変わらず自分を常人と見なしているようでは、その時点で心性が常人に堕ちたと言えます。少なくともこの問題に関しては、常人の次元に堕ちてしまったのです」[1]

 私は師の法を心に留め、かゆみを功だと考えました。

 その頃、妻は遠方で孫の世話をしていて、私に手伝いに来てほしいと言ってきました。私が妻を見たとき、妻はとても疲れているように見えました。空間場が良くないと感じたので、まず空間場をきれいにしようと正念を発しました。一番長かったのは、午後11時40分から翌日の午後2時30分まで、結跏趺坐を含めて15時間近くかけて行いました。その間、痛みは感じていましたが、足は下ろさなかったです。師の言葉を聞いていました。

 「『師は入口まで導くが、修行は各自にあり』と言われているように、すべてあなた自身がどのように修煉するかによります。修煉できるかできないかということは、あなた自身が忍耐することができるかどうか、代償を支払うことができるかどうか、苦しみに耐えられるかどうかによって決まります。いかなる困難にも阻まれないほどの固い決意をもっていれば、何の問題もないでしょう」[1]

 「足を組んで坐禅していると、足が痛み痺れてきます。時間が長くなると、心が乱れ始め、しかも次第に激しくなっていきます。『其の筋骨を労せしめ、其の心志を苦しめる』と言われているように、肉体が痛ければ、心も乱れます。坐禅をする時、痛みだすとすぐ足を崩してやめようとする人がいます。そして、坐禅の時間が少しでも長くなると、耐えられない人もいます。しかし、足を崩すと、せっかくの煉功が無駄になってしまいます」[1]

 私の妻も回復しました。妻は以前のように法を学び、煉功を行い、正念を発することができます。私も家に戻りました。

 この数年間、私は師の説かれた言葉を聞き、三つのことを実行してきました。私は、修煉の平和と幸福を感じています。拘禁されたり、監視されたり、強制労働させられたりと、様々な苦難がありました。しかし、どの試練も私の正念と大法への確固たる信念を変えることはありませんでした。

 私は70歳の退職した鉄道運転手です。1997年に法輪大法の修煉を始めましたが、当時は多くの病気を患っており、労災レベルも10でした。法輪大法を修煉し始めてから1ヵ月も経たないうちに、すべての病気が消えました。体が軽くなり、病気もなくなりました。私の変化を目の当たりにして、妻と娘が法輪大法の修煉を始め、近所の多くの人々も法輪大法を修煉するようになりました。この20年間、私は薬を飲んでおらず、医療保険カードで2、3万元を節約しています。

 私のいつものスケジュールは、北京時間の4つの正時(訳注:午前6時、午前12時、午後6時、午後12時 ※日本時間は各1時間後になる)に長く正念を発し、午前3時に座禅を組み、午前6時に正念を発した後に法を学び、午後に真実を明らかにするために出かけ、夜に残りの煉功をするというものです。毎日の睡眠時間はせいぜい2時間ですが、とても元気があります。毎日、新しい一日が始まることを心の底から喜んでいます。

 ここで、私の家族全員を救ってくださった慈悲深い師父に感謝しています。

 個人的な体験なので、適当でない所があれば、同修の慈悲なる指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/13/423527.html)
 
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