累計11年間拘禁された李彩萍さん 再び不当に起訴される
【明慧日本2021年7月10日】(浙江省=明慧記者)浙江省寧波余姚市の法輪功学習者・李彩萍さん(64)は、壁に「法輪大法は素晴らしい」と書いたとして、2021年5月23日、寧波余姚市公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、梨州派出所、梨州通り事務所の関係者らにより連行され、家宅捜索を受けた。現在、李さんは余姚市検察庁に起訴された。
李さんは法輪功を学んだ後、「真・善・忍」の基準に従って良い人を目指し、心身とも恩恵を受けた。1999年7.20、中国共産党による法輪功への迫害が始まった後、李さんは自分の信念を守り続け、法輪功迫害の実態を人々に伝えたとして、何度も連行され、不当な判決を3回宣告され、累計11年間拘禁された。
以下は、李さんが受けた迫害の状況である。
2000年2月、李さんは公園で煉功をしていたところ、同市公安局の警官らに連行されて15日間拘束された。2000年4月1日、李さんは陳情のために北京に行ったが、再び連行され不当に拘禁された。
2003年8月、東南通り事務所の関係者らが李さんの家にやってきて、「保証書」を書かなければ洗脳班に連行すると脅した。そのため、李さんは1カ月以上の放浪生活を余儀なくされていた。
2005年10月18日、李さんは「法輪大法は素晴らしい」と書いてある横断幕を掲げたとして、警官に連行された。2005年11月、李さんは懲役3年の実刑判決を言い渡され、浙江省女子刑務所に拘禁された。刑務所の中で李さんは、警官に指図された7、8人の受刑者に殴られ、頭を壁にぶつけられ、下半身を蹴られ、10日間も夜通し拷問を受けた。また、独房に閉じ込められ、蚊に刺され、食事やトイレなどはすべて独房内で済まさなければならなかった。