浙江省温嶺市の80代を含む法輪功学習者3人に不当判決
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 【明慧日本2023年2月15日】浙江省温嶺市の女性法輪功学習者・錦屛さん、王梅さん(42)、包玲玲さん(80代)の3人は不当に連行され、1年余り拘禁されている。情報筋によると、先日、錦さんは懲役2年、包さんは懲役1年6カ月の判決を宣告されたという。王さんも判決を受けたが、詳しい状況は不明である。

 2021年11月30日午前、温嶺市の多くの学習者が、錦江百貿の向かい側の川沿いを歩いていたところ、張り込んで監視していた私服警官に連行された。数人の私服警官は学習者の自宅まで尾行し、学習者の家を家宅捜索し、法輪功の関連書籍やパソコンなどの私物を押収した。

 温嶺市内の学習者・張敏志さん、崔春生さん、呉美菊さん、葉玲玲さん、顔月初さん、路橋葉さんと石粘鎮の学習者数人は連行され、城関派出所に24時間拘禁され、食事を与えられず、睡眠も許されなかった。その後、警官は学習者たちに毎日派出所に顔を出すことを要求し、「三書」を書かせ、脅迫などを行った。 

 包さんは新河鎮に在住で、錦さんと王さんは沢国鎮に在住。2021年11月31日、3人は連行された後、温岭市留置場に送り込まれた。

 最近、当局の裁判所は3人の家族に通知せず、秘密裏に3人にそれぞれ判決を言い渡した。

 王さんは、温岭市沢国鎮五金城B区に住んでいる。1995年、法輪功に出会い、さまざまな原因で法輪功を学ばなかったが、法輪功が「良い人になる、無私の人になる」ことを教えていると分かっていた。しかし、2010年12月、王さんは健康面に問題があり、病院で治療を受けたが、効果がなかったため、とても悲観的になった。そのとき、法輪功を思い出し、法輪功を学び始めた。しばらくして、王さんの体は健康な状態に回復した。それからは、王さんは真・善・忍に従って自分に要求し、他人のことを優先に考え、名利に対して淡泊になり、より善良で、心の広い人になったという。

 2020年上半期、浙江省台州市の玉環市の学習者・林似華さんは温岭市裁判所に懲役5年の実刑判決を下され、いまだに浙江省第二刑務所に拘禁されている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/5/456461.html)
 
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