国家副主席クラスの個人秘書 「中国共産党を辞めるのを手伝ってほしい」
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年7月26日】私の義弟(妹の夫)は、江沢民がかつて政権を握っていた時代に、ある官僚の個人秘書をしていました。その官僚は、国家副主席クラスと言われ、実際に大きな権力を持っていました。

 その官僚の下で働いていた義弟は、何十台ものパトカーを簡単に動かせる力を持っていました。彼のもとには、各界の著名人や政府関係者など、多くの人が集まっていました。

 初めて義弟に会ったとき、私は義弟が中央委員会とそのメンバーや内部事情に詳しいことを知っていたので、共産党の本質を暴くというステップを飛ばして、中共の組織から脱退したかどうかを直接尋ね、「中共が行ってきた悪事を知っていますか?」と付け加えました。

 彼は真面目に私の質問に答えました。彼は、天安門での偽りの焼身自殺事件のことも知っていました。私が「これだけひどいことをした中共の組織から脱退したら、どうですか?」と言うと、彼は快く承諾してくれました。

 次の日、家族で食事をした後、彼は私の腕をつかんで、「兄さん、中共の組織から脱退する手続きをしてくれましたか?」と言いました。

 私は「したよ」と言ったのですが、彼は「必ず共産党の組織から脱退する手続きをしてください、忘れないように」と繰り返しました。

 私は「大丈夫、もうちゃんと手続きをしたよ」と言いました。彼は「本当に?」とまだ確信が持てなかったようです。

 私は「保証する。あなたはもう共産党組織から脱退したよ」と言いました。

 彼は私が法輪功を修煉していることを知っていました。彼は私と話すのが好きで、いつもたくさんのことを話しました。彼は中共が犯したすべての犯罪を知っているので、私が真実を明らかにする必要はありませんでした。

 私は彼に「トップの幹部の携帯電話は盗聴されている可能性が高いし、君の携帯電話もそうだから、一部のことは電話ではなく、直接会って言ったほうがいい」と言いました。彼はうなずきながら、自分が一度監視されたことがあることを知っていると言いました。

 中共は一般の人を洗脳するためにあらゆる種類のプロパガンダを行っていますが、政府内部の人々は真実を知っており、いつか中共が崩壊したときに巻き込まれることを非常に心配しています。

 中、下流階級の多くの人々は、いまだに共産党の嘘の中で生きることを好み、自分は偉いと思い、自分は情報通だと思い、共産党を受け入れています。考えてみれば、これは非常に哀れで情けなく、馬鹿げたことです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/6/424145.html)
 
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