米政治家 中共に法輪功への迫害停止を要求
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 【明慧日本2021年8月15日】米国の多くの重要な政治家が2021年7.20、声明を発表し、法輪功への迫害を停止し、不当に拘禁されている法輪功学習者をすべて釈放するよう中国共産党(以下、中共)に求めた。多くの政治家たちが法輪功学習者の平和的な抗議の精神を褒め称え、さらに法輪大法「真・善・忍」の健康で穏やかな理念が社会に貢献していることを褒賞した。

 米上院外交委員長が学習者たちの即時解放を北京に要求

 米上院外交委員会の委員長であり民主党の有力外交官であるロバート・メネンデス(Robert Menendez)氏は7月20日、声明を発表し、拘禁されているすべての法輪功学習者をただちに釈放するよう中共に求めた。

 メネンデス氏は「22年前の今日(訳注:1999年7月20日)、中共は法輪功学習者に対する冷酷で残忍な弾圧を行い、それは今も続いています。 この20年の間に、何万人もの中国国民が宗教上の信念を理由に迫害され、投獄され、拷問を受け、奴隷労働を強いられてきました。さらには、学習者が生きたまま臓器摘出を受けたという信憑性の高い指摘もあります」と語った。

 メネンデス氏は「私と国際社会は法輪功学習者を含むすべての国民の信仰心を尊重するよう北京に呼びかけています」、「いかなる人も宗教上の理由で、投獄されたり、拷問されたりすることがあってはなりません。中共は拘禁されているすべての法輪功学習者を直ちに解放し、尊厳と敬意をもって学習者が信仰を実践することを認めるべきです」と語った。

 米国務省が中共による法輪功学習者への迫害の即時停止を要求

 国務省のネッド・プライス報道官は7月19日の記者会見で発表した声明の中で、法輪功に対する迫害をただちに停止し、信仰のために投獄されているすべての学習者を釈放するよう中共政権に求めた。

 プライス氏は「明日(訳注:2021年7月20日)は中共が法輪功とその数百万人の学習者、提唱者、人権擁護者に対する迫害を開始してから22年目を迎えます」、「毎年数千人もの学習者が、信仰を放棄しないという理由だけで、拘禁、嫌がらせ、拷問を受けています」と語った。

 プライス氏は7月20日にこの声明を公式にツイートし、その要求を重ねて言明した。

 元米国国務長官「米国は世界を引率して中共の迫害を制止するべきだ」

 マイク・ポンペオ元米国務長官は7月20日「米国は世界を引率して、法輪功への迫害を停止し、法輪功学習者が信仰自由の権利を行使できるようにすることを中共に要求すべきです」と述べた。またポンペオ氏は「中国には宗教の自由がなく、中共による法輪功への迫害は『恐ろしく、ひどく痛ましいもの』であり、あまりにも長い時間続いています」と述べた。

 ポンペオ氏は在任中、2020年7月20日に中共による法輪功への迫害を公に非難した。ポンペオ氏は記者会見の中で「私たちは、中国政府に対し、法輪功学習者に対する邪悪な拷問と虐待をただちに停止し、信仰のために投獄された学習者を釈放し、行方不明になっている学習者の行方を説明するよう求めます。21年間に及ぶ法輪功学習者への迫害はあまりにも長く続いており、必ず終結しなければなりません」と語った。

 米国上院議員「中共は拘禁されているすべての法輪功学習者を釈放すべきである」

 米国のマルコ・ルビオ上院議員(Marco Rubio)は、7月20日に声明を発表し、法輪功に対する禁令を解除し、拘禁されているすべての学習者を釈放するよう中共に求めた。

 ルビオ氏は「中共が22年間にわたって法輪功を残酷に迫害する中、何十万人、おそらく100万人以上の罪のない中国の人々の命に敬意を表します。 彼らは、その信仰ゆえに(中共による)迫害の対象となっています」と語った。

 ルビオ氏は「中共は、法輪功学習者に肉体的な暴行、強制労働、拷問を加え、信仰を放棄させようとしています。中共は学習者の臓器を生きたまま摘出することさえもあります。残念ながら、このような残酷な行為は今もなお続いています」、「法輪功を信じているというだけで数え切れないほどの人々が虐待を受けている」と指摘した。

 米国国会の多くの両党議員が迫害を停止するよう中共に求めた

 米国国会の両党の数人の議員も7.20の前夜、法輪功への声援を表明し、迫害を停止するよう中共に求めた。そして法輪大法の精神的理念、および社会に対する貢献を称賛した。

 ミズーリ州選出のビィッキー・ハーツラー議員(Vicky Hartzler)は「中共による法輪功学習者への迫害は、まさに最も深刻な人権侵害です」と述べた。ハーツラー氏はまた中共の生体臓器狩りの犯罪に言及し「生体臓器狩りという恐ろしい犯罪を非難する2016年の下院決議案(H.Res.343)は『正しい方向へ踏み出した一歩』でしたが、次は『必ずもっと多くの仕事をしなければなりません』」と述べた。

 オハイオ州選出のスティーヴ・シャボット下院議員(Steve Chabot)も中共の生体臓器摘出に言及した。シャボット氏は「この犯罪は凶悪です。私達は中共に迫害された無数の犠牲者のために正義を貫きたい」と語った。

 フロリダ州選出のガス・ヒラキス(Gus Bilirakis)議員は「中共による法輪功への組織的な迫害を特に非難する決議案を再度提出する予定です」と述べた。またヒラキス氏は「もし私達がこのような違反行為を目の当たりにして黙っているとしたら、この道徳的な要求を無視することになり、もしそうだとしたら市民社会を危険にさらすことになります」と述べた。

 ショーン・パトリック・マロニー米国下院議員(Sean Patrick Maloney)は、法輪功を称賛する褒賞状を送り、穏やかに修煉している法輪功に対する認識と敬意を表明し、そして法輪功学習者と一緒に平和的な未来を祈願することを表明した。マロニー氏は褒賞状の中で「法輪大法の修煉は真・善・忍の原則に基づいており、この普遍的な価値は、文化、民族、人種、性別、年齢の間に橋を架け、より健康で平和な地域社会の実現に貢献しています」と述べている。

 ミネソタ州選出のディーン・フィリップス議員(Dean  Phillips)は「もし私達が真・善・忍という価値観に基づいて日々の生活を送ることができれば、世界はより平和な場所になるでしょう」と語った。

 
(中国語: https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/24/428621.html)
 
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