【映像】共産党政権下で奴隷となった回想録 | 短編
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 【明慧日本2021年8月20日】

 デービッド・フアンの痛ましい実話を伝える短編。2000年代初め、悪名高き中国の強制収容制度の下で、妻が殺害され、信念を棄却させるための「労働による再教育」 という名目で、彼自信も多くの拷問に耐えた。

 彼の信念は、佛家功と道家功の教えに瞑想を加えた「法輪功」と呼ばれる中国の伝統的な修煉法に基づくものだった。法輪功は1990年代に絶大な人気を集め、数千万人が中国で実践していたが、1999年、当時の党首・江沢民の指導の下で中国共産党政権は、法輪功修煉者を撲滅し、組織的に迫害する弾圧政策を発動した。

 2年間投獄され、衰弱したデービッドは、自分が再び逮捕されるという情報を得る。投獄は死を意味することを認識していた彼は、自由を求めて中国からの脱出を試みる。

 法輪功修煉者があまりにも長期間、拘束・弾圧されている真実を伝えようと、残忍な全体主義に立ち向かった男性の悲劇・信仰・抵抗を綴る。

 
 
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