【明慧日本2021年8月28日】(河北省=明慧記者)河北省唐山市灤南県(らんなんけん)裁判所、検察庁、胡各庄派出所の15人は2021年8月20日、張庄戸村委員会で法輪功学習者・張万信さんに対して不当に開廷した。
張さん(85歳男性)は法輪大法を修煉しており、唐山市古冶区南範各庄張庄湖村の出身である。灤南県の集会で法輪功迫害の事実を伝えたとして、2019年4月と8月、真実を知らない人に2回通報され、司各庄派出所と胡各庄派出所に連行された。
それから、張さんは胡各庄派出所、公安局、検察庁および裁判所からの嫌がらせを絶えず受けていた。嫌がらせは張さんの家族に大きな圧力をかけた。
2021年8月20日、灤南県裁判所、検察庁、胡各庄派出所の15人は張庄湖村に来て、村委員会を勝手に法廷として手配し、張さんの家族がいない状況下で、張さんに対しての裁判を行った。彼らは張さんに署名をするよう脅した。
張さんは彼らが何を話したかはっきり聞き取れなかったが、自分が罪を犯していないことは分かっていたため、動じなかった。
11時過ぎ、張さんの娘は村委員会に父を探しに行った時、裁判のことを知った。娘は法曹機関関係者に、「これは不当な裁判です、あなたたちを訴えます、名前を教えてください」と正々堂々と言った。そのうちの一人が法律に基づき裁判を開いたと言い返した。娘は「どんな法律に基づいているのですか。法的規定を見せてください。家族は現場にいないし、村委員会の関係者は外にいる。あなたたちが85歳の高齢者に対して密かに裁判を行った。ここは裁判をすべき所でしょうか? あなたたちを訴えます。村委員会の3人の人が、これが不当裁判だと証明できます」と大声で話した。当時、現場にいた人は、張占利村長と婦女連合会の張淑英主任だった。
そのうちの一人が張さんの弁護士だと自称した。娘は「あなたが弁護士ですか、弁護士は依頼していません。父のために弁護するのですか、それとも彼らに加担しているのですか。名前は何といわれますか。もし父のために弁護してくれるのなら、感謝します」と言った。
名前を言い出す法曹機関関係者は一人もおらず、皆立ち上がってすぐに去った。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)