香港の裁判で法輪功学習者が勝訴
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 【明慧日本2021年8月28日】香港の法輪功学習者(以下、学習者)の洪瑞峰さんは2013年、香港の市中心部で、法輪功迫害の実態を人々に伝える活動をしていたところ、食物環境衛生署(FEHD)に看板を没収された。そして、「当局の書面による許可なく、国有地で不法にポスターを掲示した」、「公務員を妨害した」という二つの罪で告訴された。この案件の裁判が8月19日に粉嶺審判裁判所で行われ、蘇文隆首席裁判官は二つの罪は成立しないとして、洪さんの無罪判決を下した。

'图:洪瑞峰二十一年坚持如一日在<span class='voca' kid='62'><span class='voca' kid='62'>真相</span></span>点讲真相。'

21年間にわたって迫害の実態を伝え続けてきた洪瑞峰さん

 洪さんは「勝訴できてとても嬉しい」と話した。洪さんは街頭で21年間、法輪功が迫害されている真相を伝え続けている。「迫害が続く限り、私は真実を伝えなければなりません」

 洪さんは2013年に、地下鉄の深水埗駅の近くで活動していたとき、FEHDの担当者にパネル資料を没収されたという。さらに、担当者は洪さんの持っていた横断幕を奪おうとしたが、洪さんは拒否した。

 しかし、洪さんはその後、「当局の書面による許可なく、国有地で不法にポスターを掲示した」、「公務員を妨害した」という二つの罪で告訴された。

 洪さんは「ビデオを見れば分かるように、実はFEHDの人が、私の拠点をたたき壊そうとしたので、私はそれを阻止したのです」と説明した。

 今回の勝訴について、洪さんは「法輪功に与えられた正義だ」と話している。

 洪さんは1998年に法輪功を修煉し始め、アレルギー性鼻炎などの病気が煉功した後にすべて良くなり、さらには人生の本当の意味を見つけ、善良な人間になることを堅持し続けている。中国共産党による法輪功への迫害が始まった当初の2000年に、洪さんは香港の街中で迫害の真相を伝える資料を配布し、迫害停止を呼びかけてからすでに21年になった。

 洪さんは「迫害の真相を伝えるのは私の使命であり、中国の学習者が迫害されている限り、私は外に出て真相を伝えます」と語った。

 洪さんは「20年以上にわたって迫害の真相を伝えてきた結果、香港市民の法輪功に対する態度は大きく変わり、多くの人が法輪功を認め、率先して学習者を助けてくれるようになりました」と語った。ある時、共産主義に賛同している人が活動拠点を暴力的に破壊した時、通りかかった一般市民が集まってきて取り囲み、その人を捕まえて警察側に引き渡し、制裁したことがあったという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/22/429871.html)
 
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