香港「法輪大法修煉体験交流会」、成功裏に開催
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 【明慧日本2022年6月14日】香港「法輪大法修煉体験交流会」が6月11日に成功裏に開催され、香港の法輪功学習者15人が、法輪大法を修煉して心性が向上したこと、生活や仕事で真・善・忍を実践し、自分を厳しく律したことなどを発表した。

图1~5:学员发言

体験談を発表する法輪功学習者

 この2年間、疫病の影響と社会環境の激変の打撃を受け、香港の学習者は粘り強く真実を伝える拠点と様々な環境で真実を伝え、三退を勧め、香港の人々に法輪大法の素晴らしさを伝えている。多くの学習者は、師父の洪恩なる済度と常に慈悲深く加護してくださることについて語るとき、感極まり声を詰まらせて涙を流した。

 広々とした天の門は万古に開き 師父が世に下り法を説かれる
 無量の慈悲が衆生を救い済度し 広大なる佛恩が全世界を輝かす
 人々は幸いなることに大法と縁結び 数え切れぬほどの劫難に遭い船に乗り済度される 
 乾坤を正してくださった師父に感服し 天下の人がこぞって救い済度の恩を讃える

 慈悲深い師父に感謝を申し上げ、大法が広く伝わって30周年と3年ぶりの2022年香港交流会の正式開催を祝して、学習者が書いた詩を司会者が朗読した。

 香港の現在の政治情勢の中で、香港で再び交流会を成功させることは「容易ではない」「これは正気が上昇している現れ」と、香港法輪大法佛学会スポークスマンの梁珍氏は述べた。同氏は、この交流会を通じて、香港の学習者たちが修煉においてさらに精進し、香港や中国本土の多くの人々が真実を理解することを望んでいるという。

 妨害を恐れずに移動式拠点で大法の真実を伝える

 香港の法輪功学習者である何さんは、数年前から大法の資料を配布する移動式活動に参加している。当初、香港の修煉環境は非常に緩やかだったが、社会情勢の急激な変化に伴い、恐怖心が生じたという。真実を知らない人が、よく警察に通報していた時期があり、警察官が来て学習者の身分証明書を書き写していた。皆の交流でこれは恐れる心がもたらした結果だと分かった。そこで、警察官を見ると身をかわしたくなる心を積極的に取り除き、その場にじっと立って動かず、資料を配りながら法を暗唱していた。一度、彼女は配りながら遠くから警察官が近づいてくるのを見たとき、彼女はこの恐れる心を掴んで解体せよと念じた。その瞬間「サッ」と恐れる心が消えた。その強大なエネルギーは、警察官を操る背後にある邪悪要素を解体させた。人心がなければ、妨害も消えたという。同修たちは、資料を配布する目的地の空間場をきれいにするために、事前に発正念をしていた。その後、身分証明書を書き写しに来る警察官はいなくなった。

 移動式活動に参加する同修は、真実の資料だけを配るのではなく、資料を配りながら「三退」を勧めていて、真実を伝え、三退を勧める機制を形成した。プロジェクトが今日まで順調に進んでこれたのは、師父の慈悲なる加持のおかげだという。

 天梯書店の仕事に携わり、修煉当初の状態を取り戻す

 青年学習者・暁彤さんは、天梯書店の仕事での修煉体験を交流した。常人の仕事で長年の管理の経験があるのだが、仕事の中で自分の観念の背後には、名利心、不平不満の心、マイナス的な思考、責任を取らされることへの恐れなどの人心が隠れていることに徐々に気づいた。そして「自分に理があれば、他人を許さない」というのは、修煉者が守るべき基準ではなく、修煉者は真・善・忍の基準で量らなければならないことを悟った。職場で遭遇するトラブルは、まさに大法で自分を正し、常人の心を取り除き、善を修め、魔性を取り除くための環境なのである。

 法輪大法の9日間セミナーのボランティアを務めたとき、彼女は強大な慈悲に包まれ、師父もその場におられることを感じたという。師父の説法を聞きながら、新しい学習者たちが大法を大切にし、修煉に対する固い決意を見ているうちに、自分の空間にあった多くのマイナス要素と消極的な物質の多くが溶かされ、失っていた「修煉当初の状態」を取り戻したと感じた。

 黄さんは幼少の頃より20年以上修煉し、卒業後は大手外資系企業に就職、その後香港に移り住む。法を学ぶうちに、彼女は修煉、仕事と生活のあらゆる面において、師父の要求に基づいて行わなければならないと悟った。同僚と協力して仕事をする中で、彼女は自分には名利心や闘争心、嫉妬心があることを気づき、これらの心は真の自分ではなく、偽の自分であり、彼女が仕事の中で取り除くべき良くない心であることが分かった。そして、彼女は自分の経験を惜しまず同僚に教え、仕事では自分の責任を果たし、物事に対していい加減にせず、煩雑な仕事に出遭っても不平を言わずに取り組んだ。そして、彼女はさらに、彼女の周りにいる人たちは、自分に対して良くしてくれるかどうかにかかわらず、彼女の修煉のために、師父が按排してくださったとも悟った。

 黄さんは発表の中で師の恩を思い出して何度も涙を流し、「私は、言葉で言い尽くせないほど、師父に心から感謝しています!」と述べた。

 疫病が来たとき 心からの九文字を伝え『九評』を配布

 香港の学習者・楊さんの自宅は中国の港に隣接しているため、中共ウイルスが現れたとき心配をよそに、家の前に命を救う良い処方箋「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と書かれた横断幕を掲げ、夫の支持を受けた。このときから、彼女の村の外には不思議にもススキ(尾花)草原が広がり、仙境のような美しさに惹かれて、多くの香港人が観賞に訪れた。彼女の家の前にある救命の良い処方箋は、観光名所にもなっている。一部の村民は、「『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』は神であり、我が村を守ってくださり、一人も感染者が出ていない」と言っている。

 香港の環境が変わり、楊さんはそれを認めてはならず、真実を伝えることが万能の鍵であり、他空間の邪悪要素を解体していると悟った。ある時、『共産党に対する九つの論評』(『九評』)と『共産主義の最終目的』を配っていると、中年の女性が怒ってその場で警察を呼び、一瞬にして十数人の警官が来たことがあった。彼女は自分には恐れる心があるからこうなったのだと認識し、「『九評』を何百冊、置いているだけではないか?  この本は何か間違ったことを言っているのか? いいえ、 言っていない」と考えた。すると、楊さんは正念が現れ、警察官と親切に挨拶を交わし、感染症に直面して、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と唱えていれば、大法に祝福され災いを転じて福となすことができ、そして平安が訪れると伝えた。警察官は「ありがとうございます」と言ったという。その女性は2度ほど警察に通報したが、警察官は楊さんの身分を確認することなく、素早く立ち去ったのである。楊さんは、大法弟子こそが主人公であり、世人の希望であり、道標であることを悟った。

 法を学んで暗記し  大法が智慧を開かせる

 香港の学習者・盧さんは、自分が関わった真実を伝えるプロジェクトに問題が生じ、内に向けて探した結果、しっかり法を学んでいなかったことが分かった。彼女はこのことから自分を正し、法を暗記することにした。最初はいろんな妨害に遭ってなかなか続かなかったので、自分を見直し、自分の内に向けて探し、人心を取り除き、同時に師父に加持をお願いした。心を静めて法を学んだことで一部の法理が分かるようになり、大法が本当に脳裏に入り、身体のミクロに入るようになった。暗記すればするほど心が明るくなり、暗記すればするほど法理が理解できるようになった。本当に法を得ることができるようになり、感謝と喜びで心が満たされた。当時、プロジェクトで発生した問題の原因を振り返ってみると、実に一目瞭然である。そのいわゆる問題も簡単に解決し、回避することができた。

 彼女は、大法から授かった知恵と能力こそが、師父から与えられた使命を果たすことができると悟った。言い換えれば、常人の熱意、経験、能力、努力だけではできないのである。彼女も、法の暗記は多く時間がある時しかできないという観念を改め、短時間でも暗記できるようにした。こうすることで、使える時間が増えたのである。

 真実を伝える拠点は、私の修煉の場所である

 香港の学習者・曾さんは、1994年に大法の修煉を始め、30年近く修煉を続けている。中国共産党の弾圧が始まって以来、彼は尖沙咀のスターフェリー乗り場の活動拠点で大法の真実を伝え続けている。その場所は観光客で賑わい、パネル資料やテレビの効果の作用が大きく、中共の目のかたきとなって油をかけられたり、パネルを蹴られたり、テレビを壊されたりするなど、何度も経験し、2012年以降は邪悪な中国共産党の一味の妨害にあっている。

 彼は、「理知的に知恵を持って対処しなければならず、 悪人が法輪功を攻撃するとき、弟子は師父の言葉に基づいて対処し、そこで穏やかに煉功を行い、大法の素晴らしさを現し、とにかく心が動じないようにしなければなりません。なぜなら、ここは私達の修煉の場所だからです。最後に邪悪の一味が立ち去り、我々はまだここにいるのです」と語った。この2年間、多くの香港人が心配して移住を希望している。しかし、大法弟子たちは依然として真実を伝える拠点に立ち、それを見た香港人は、「あなたたちがまだここに居てくれるから、私たちは安心できます」と話してくれたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/6/12/444816.html)
 
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