苦難の23年間 香港の学習者が迫害停止を求めるキャンドル追悼会開催
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 【明慧日本2022年7月24日】1999年7月20日、中国共産党(以下、中共)の前指導者・江沢民は、真・善・忍を信奉する法輪功学習者に対して、国家機関を総動員して狂乱的な迫害を開始した。何百万人もの法輪功学習者が不法に逮捕、拘留され、判決を受け、拷問を受け、生体から強制的に臓器収奪されている。法輪功への残酷な迫害は、すでに23年も続いている。「7.20」以来、香港の法輪功学習者たちは、反迫害の道を歩み始めた。

图:香港法轮功学员自发各自举办烛光悼念会。

香港の法輪功学習者たちが自発的にキャンドル追悼会を開催

動画:香港の法輪功学習者によるキャンドル追悼会

 2022年7月20日、疫病のため集会を開くことができなかったが、香港の法輪功学習者はそれでも追悼のためにキャンドルを灯し、様々な手段で人々に真実を伝え、人々の良知を呼び覚まし、共にこの迫害を制止することを願っている。そして、中共に迫害され死亡した4千人以上の法輪功学習者の死を追悼して花輪の前で、手にキャンドルを持ち、法輪功を実践していることを理由に命を落とした学習者に哀悼の意をささげ、人々の良知と善念を呼び覚まし、共になって迫害の制止を呼びかけた。

 三退ボランティアの言葉で、警察官が脱党に応じる

 「7.20」の前夜、法輪功学習者・庄さんは、いつものようにボランティアで中共組織の党員、青年団員、少年先鋒隊からの脱退を勧め、週7日休むことなく行っている。

 ある日、庄さんはある男性に法輪功について紹介した。その男性は、「私は警察官で、これらのことを知っています。法輪功が迫害されていることも信じています。しかし、私は脱党しません。なぜなら、私も悪い人間で、3人を殺してしまいましたが、3人とも無実だと知っていました」と言った。庄さんは、この警察官はもともと悪い人ではなく、中共の悪らつな体制下で悪事を強いられただけだと知っていたので、彼に、「あなたは人を殺すのは悪いことだと知っていますが、共産党は8千万人を殺しています。あなたは脱党すべきです」と言った。それを聞いた彼は、快くすぐに共産党からの脱退を承諾してくれた。

 真実を知った市民、三退を勧めるとすぐ脱党に応じる

 香港でCOVID-19がパンデミックになって以来、中国本土からの観光客は来なくなった。庄さんは真実を伝える対象を地元の香港市民に切り替えた。庄さんが言うには、中国本土出身の香港人は実際何百万人もいて、その多くは中国で勉強や仕事をしているときに、赤いスカーフを巻いて共産党組織に加入したことがある。彼らは香港に定住してから、自由な世界観に育まれ、近年の香港の社会運動を体験してきた。特に、この20数年間の法輪功学習者が伝えた真実は非常に有効であり、すでに多くの人が中共による法輪功迫害の真実を聞いたことがあり、理解しているという。

 庄さんは、人々の良知を呼び覚ますことが重要であり、緊急の課題でもあるという。 ある時、公園で帰り支度をしている人を見て、庄さんはその人に近づき三退を話すと、その人はすぐ脱党に応じた。これからも努力を重ね、彼らに手助けをして良知を目覚めさせる貴重な機会を大切にしたいと庄さんは話す。

 香港の人々は法輪功学習者の23年間の堅持を称賛

 法輪功学習者・叶さんは、1995年に広州で法輪功創始者の李洪志先生による9日間の講習会を受講した。広州の大きな体育館は中も外も人でいっぱいだったが、李先生の説法の時はとても静かで、李先生の教えを聞いている自分は一番幸せだと思ったのを覚えている。 修煉してからは、不眠症の悩みは跡形もなく消え、20年以上、薬を服用したことがないという。

 叶さんは、かつての香港人は法輪功が何であるかを知らず、自分には関係ないことだと感じていた。しかし、法輪功の20年以上のたゆまぬ努力に加え、この2~3年の中共の容赦ない弾圧を香港人が自ら体験した後、100~200万人のデモが行われ、多くの人が「天が中共を滅ぼす」のスローガンを叫んだ。今、新聞を配っていると、多くの人が親指を立てて称賛し、中共の悲惨な生体臓器収奪を避難し、「人の臓器を強奪するなんて、本当に邪悪だ! と多くの人は言っていますが天は必ず中共を滅ぼします」と言っている。

 法輪功学習者・馮さんは、1998年に姉から法輪功を紹介された。煉功を始める前は、ひどい神経性頭痛に悩まされ、日光浴もできず、頭痛がひどくなると一日中寝ていて、時にはあまりの痛さに絶望的な気持ちになって頭を拳で殴っていたという。

 長年にわたり粘り強く活動を続けてきた彼女は、事実を知らず嘲笑していた香港人が、法輪功に大賛成するようになったという人々の変化を目の当たりにしてきた。「多くの人が気をつけるようにと言ってくれ、私たちがとても素晴らしいと言ってくれます」。近年は、若者やサラリーマンが真実の新聞を手に取って読んでくれることが多くなり、大変喜ばしいことだという。

 香港の法輪功学習者・任さんは、1997年に法輪功の修煉を始め、長年にわたり大学や駅の近くで新聞を配っている。彼女は香港の社会環境は変化しているが、今は新聞を手に取る若者が増えており、皆、法輪功に対して好感を持っているという。新聞が駅に運ばれるやいなや、それを受け取ろうとする人たちが現れる。

 特に教養のある読者は、新聞を高く評価し、新聞を手にした後、道端の石垣の周りに座って語り合う人もいる。かつて中共の共犯者が新聞配布を妨害しにきたとき、真実を知る香港人が率先して学習者を守り、悪人を追い払ってくれた。 任さんは、より多くの人が法輪功を知り、法輪功の素晴らしさを伝えることを願っているという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/17/446344.html)
 
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