文/韓国の大法弟子
【明慧日本2021年9月1日】ベトナムの安彦(Annhien)さんは2011年、楽しい青春時代を送っていました。ある日、安彦さんは友達とふざけて遊んでいたとき、友たちが誤って彼女を押したため、走って来た車に激突! 深刻な交通事故の後、いつも背骨が痛むようになり、歩く時だけでなく、笑ったり、呼吸したり、咳をしても痛みを感じました。治療は継続していましたが、それでも、身体の片側は正常に動かすことができず、それ以降、半身不随の状態になりました。
今年31歳の安彦さんは、かつてホーチミン市のベトナム韓国大使館で働いていました。2015年に韓国に留学し、現在は韓国の江原大学の大学院生として、韓国語と韓国文学を学んでいます。韓国に来て、より良い治療を受ければ痛みは和らぐだろうと思っていましたが、現実は絶望的で、安彦さんにとって普通に歩くことはまだ夢のようでした。
安彦さん |
2015年のある日、同じ寮に住むベトナム人の友人が安彦さんに法輪功を紹介し、「法を学んで修煉すれば、すべての問題の答えが得られます」と言いました。安彦さんは以前から修煉に興味を持ち、なぜ人々がこの世に生まれてきたのかなど、多くの疑問があり、ベトナム語の『轉法輪』を読み始めました。表紙をめくり、「法輪図形」を見て驚きました。
安彦さんは「以前、デザイン会社で企業のロゴマークを担当していて、自分の人生のアイコンはどういうものかとよく考えていました。法輪図形を見た瞬間、これこそ私の頭に浮かんでいた図形であると、私はすぐに分かりました。本当に不思議でした」と言いました。
その時、安彦さんは大法の修煉に縁があると感じ、「やっと人生の目標を見つけたような気がして、嬉しさのあまり泣いてしまいました」と話しました。
実際、安彦さんが苦しんでいたのは背骨の痛みだけではありませんでした。さらに、先天性の肘関節の変形により、腕を伸ばしたり動かしたりすると痛みがあり、重いものを持ち上げることができず、日常生活がとても不便でした。子供の頃から一瞬たりともその苦痛から逃れることはできませんでした。
修煉後、奇跡が現れました。煉功をする時、腕を伸ばしたり、背中を曲げたりすることができるようになり、煉功が上手くなるにつれ、痛みはゆっくりと和らぎ始め、3カ月後には、すべての痛みが消えてしまいました。なんと普通に歩行できるようになり、以前と同じように生活することができるようになりました!
安彦さんは「当時、骨の形は完全には回復していませんでしたが、どのように動いても痛みは消えてしまいました。これは私にとって本当に大きな変化でした。今では腕を伸ばしても、お辞儀をしてもまったく痛みはありません」と言いました。
身体が回復しただけでなく、心性の向上など内面からの変化も明らかでした。安彦さんは次のように述べました。「修煉は良い人になることから始めます。私はトラブルが発生した時、怒るのではなく、常に内に向けて自分の問題を探すようになりました。それによって、対人関係もますます良くなっています。そして、論文を書くとき、考えはとてもスムーズで、書くのもまったく難しくありません」
安彦さんの両親は、身体の不自由な娘が留学するのをいつも心配していました。しかし今、娘の奇跡的な変化をみて、とても喜んでおり「娘は健康になり、性格も良くなり、きれいになりました」と言っています。両親は何か困ることがあれば、なんでも安彦さんに相談するようになり、安彦さんも適切なアドバイスをすることができます。
安彦さんは「私は真・善・忍に従って、本当の良い人になりたいのです。そして、周りの人々に法輪大法の素晴らしさを伝え、大法を誹謗中傷するような噓偽りの宣伝を信じないように呼びかけます」と言いました。