【明慧日本2021年9月16日】ドイツの法輪功学習者(以下、学習者)は9月4日、ハンブルク市で集会とパレードを行い、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の実態を人々に伝えた。ハンブルク市議会議員のアルスケ・フレーター氏が集会でスピーチを行った。
ハンブルクで行われた迫害停止を呼びかける集会 |
ハンブルクはドイツで2番目に大きな都市で、ドイツ最大の港町である。集会の後にパレードが行われ、マーチングバンドである天国楽団による演奏が人々の注目を集めた。多くの人がやって来て、法輪功の資料を手に取り、迫害に反対する署名用紙にサインした。
広場で法輪功の功法を実演 |
腰太鼓の演奏 |
迫害で殺害された法輪功学習者を追悼 |
迫害反対の署名をする市民 |
法輪功について説明を聞く人々 |
学習者の集会が人々の注目を集める |
集会では、州に相当する特別市であるハンブルク市の議員アルスケ・フレーター氏およびドイツ国際人権協会のヒューバート・ケルパー氏がスピーチを行った。
ハンブルク市議会議員で、欧州国際問題研究所スポークスマンのアルスケ・フレーター氏がスピーチで発言 |
フレーター議員は、法輪功の真・善・忍の理念は中国のみならず世界中で受け入れられるものであり、なぜなら、人類にお互いを尊重し合う希望を与えてくれるからだと述べた。
また、議員は「法輪功学習者が中国において22年間、気功と信仰を続けることだけが理由で、監視され、不当に身柄を拘束され、労働強要所に監禁され、迫害されていることはいずれも容認できることではない」と話した。
中共は、数万人に上る学習者から生きたまま臓器を摘出している嫌疑がかけられているにもかかわらず、独立した第三者による調査を認めていない。これに対し、フレーター議員はただちに中共は法輪功およびその他の民族への人権侵害を停止するよう呼びかけた。
ドイツ国際人権協会のヒューバート・ケルパー氏がスピーチで発言 |
ドイツ国際人権協会のヒューバート・ケルパー氏は、ドイツ政府に対して、中国で行われている信仰への残酷な迫害を牽制するように呼びかけた。
街なかをパレードする法輪功学習者たち |
スイスから来たステファニーさんは活動を見て、「神様は、神様を信仰する人達を決して見捨てたりはしない」と話した。
また、IT専門家のビリオンさんは、「中国で行われている迫害は、遠い国のことのように思いますが、私は決してそうは思いません」と話した。
ミュージシャンのイレーナさんは6年前にポーランドからやってきた移民であり、法輪功の活動を見て、「以前はキリスト教を信仰していましたが、法輪功をやってみたいと思いました」と語った。