「どうしようもない」という心の状態をなくすために
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年10月8日】「どうしようもないの背後に」という記事は本当に良いものだと感じました。私たちが夢の中で「同意」したものは、旧勢力にも利用される可能性があるという記事を読んで、私は愕然としました。

 私たちはこの問題を反省して、旧勢力の取り決めを否定すべきだと思います。修煉では、気を抜くとその隙を突かれます。そのため、正念ではない考えをよく見極めなければなりません。

 妄想の中にいるとき「どうしようもない」という状態をどうやって否定するのか。もし、法を正す進展が見えれば、より強い正念を持ち、正しくない状態は一瞬で変わるはずです。そして、「迷いの中でもしっかりと信じる」ことができれば、師父は私たちに最高のものを与え、刻々と世話をしてくださいます。偉大な師父がいらっしゃらなければ、今の私たちはありません。

 目で見えるか見えないかにかかわらず、宇宙の正義の勢力がとっくに優勢になっていることを理解しなければならないのです。師父はすでにそのことを私たちに伝えています。

 今日は2021年4月25日。この記事を書きながら、修煉者たちが悪に怯えていなかったあの年を思い出しました。私たちは「何もできない 」という状態ではありませんでした。このようにして、20年以上に亘る迫害を暴露することができ、多くの衆生が真実を理解することができました。また、修煉者は生死の試練を乗り越えてきました。

 「どうしようもない」というのは受動的な状態で、正念に基づいていません。そのような状態にはなりたくありません。

 「愚かな老人が山を取り除く」という話を例にとってみましょう。老人は2つの山を前にして「どうしようもない」という考えを持っていなかったことがわかります。「山は取り除ける」と固く信じていました。その信念は尊く、神々はその願いを叶えてくれたのです。

 「西遊記」では、孫悟空が旅の途中で多くの魔物に出会いました。彼は少しも恐れることなく、容赦なく悪魔と戦いました。

 神韻2017年のショーでは、唐三蔵(別名・玄奘三蔵)とその弟子たちが八百里の火焔山に直面したとき「私には何もできない」とは言いませんでした。そのため、菩薩が彼らを助け、無事に炎をくぐり抜けることができたのです。

 「どうしようもない」という状態になったら、どうすればいいのでしょうか。自分が大法修煉者であること、自分には師と法があること、そしてこの状態を否定する必要があることを自分に言い聞かせる必要があります。それを認めてはいけません。そして、心の中で法を唱え、自分がうまくやれることを信じてください。

 もし修煉者がこの状態に遭遇したら、人はうまくやれると信じなければなりません。そうすれば、必ずうまくいって、師父について真の家に戻ることができます。

 私たちは法を正す時期の大法弟子です。それは宇宙の中で最高の称号です。自分を見下してはいけません。師父が私たちを選んだのです。私たちはそれができるのです。

 私たちは、師父と大法の前では無力です。しかし、悪に直面したとき、私たちは背が高く、比類のない高貴な存在です。

 私たちの考えと行動は正しいものでなければなりません。師父の言葉に耳を傾けよう。そうすれば、私たちが乗り越えられない「火焔山」はないでしょう。

 この記事は、修煉者の皆さんを励ますために書いています。一緒に精進しましょう!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/30/346379.html)
 
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