【明慧日本2021年11月26日】第26回国連気候サミットが、イギリスのグラスゴーで開催された。これは「国連気候変動枠組条約」第26回締約国会議(COP26)であり、現在のところ196カ国、合計197の欧州連合(EU)の締約国会議である。今回の会議は、2021年10月31日~11月12日にかけて合計でおよそ2万5千人が参加している。また11月1日と2日には米国、イギリス、オーストラリア、カナダ、ドイツ、フランスなどの国家元首とヨーロッパの大統領らが相次いで会場に現れた。
イギリスのスコットランドと北イングランドの一部の法輪功学習者(以下、学習者)たちは、重要な国際会議を利用して会議の会場周辺で、世界各地からの出席者たちに法輪功迫害の真実を詳しく説明した。そして「真・善・忍」の理念を伝え、中国共産党(以下、中共)による学習者に対する生体臓器狩りの罪悪を暴き出し、中共の政権を終わらせるように人々に呼びかけて、世界各地からの主要メディアの関心を集めた。
10月31日、会場周辺で穏やかな法輪功の功法を実演する学習者 |
11月2日、会場周辺のブースにパネル資料を設置 |
通行人に法輪功迫害の真実の資料を配布する学習者 |
プロの撮影機材で学習者の功法の実演を撮影する男性 |
メディアは取材して法輪功に関心を持つ
この数日間、学習者たちは会場周辺の出入口に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」、「法輪功学習者に対する生体臓器狩りを停止せよ」などの中英文の横断幕とパネル資料を設置した。
10月31日、学習者たちは美しい煉功音楽に伴って法輪功の五式の穏やかな功法を実演し、人目を惹いた。また2人のスコットランドの学習者は、法輪功が迫害され中国共産党(以下、中共)による犯罪を暴き出したチラシを配布した。
西洋人学習者のローズマリーさんは、カナダメディアのレベル・ニュースから取材を受け「中共が中国の政権を奪い取ってから、8千数万人の中国人を殺害しました。中共は今なお『真・善・忍』の信条を堅持している学習者を迫害しています。そして生体臓器狩りまでやっているのです」、「私は世界が、中共のうそと人権の犯罪に対して目が覚めるよう望んでいます。これらのことは、中共の責任を追及しなければなりません」と話した。記者のルイス・ブラックのプールさんは「学習者たちは引き続き仕事をしっかりと行ってもらいたいです。学習者の皆さんの幸運を願っています」と言った。
あるメディア(中)から、学習者と迫害の真相を知っているという男性(左)が取材を受ける |
現場の警官「あなたを支持します」
法輪大法の真・善・忍の理念、そして学習者の穏やかに真相を伝える行為は、現場の治安要員からも支持を得た。
10月31日午後の会議の冒頭で、ある警官は学習者・カレンさんからもらったチラシを見て「私は以前、法輪功について聞いたことがあります。しかし、中共による迫害が、こんなにもひどいとは思いもしませんでした」と言った。また「今日はこのドアから出入りする人が多くいます。記者はすべてここから出入りしていますので、あなたはここでチラシを配布するといいです。私はあなたを支持します」とカレンさんに教えた。そして彼は、カレンさんに多くのチラシを求めてこう言った。「チラシを多くの友人たちに読んでもらいたいのです」
「私はあなた達を支持します」
またある男性は、学習者の前を2度行ったり来たりしたが、学習者のチラシを受け取ることはなかった。しかし男性が3回目に通った時、自ら学習者の前に来て「私は中国側のあるチームのための仕事をしています。だから私はあなた達のチラシを受け取ることはしませんが、私はあなた達を支持します」と言った。
気候サミットは始まったばかりで、まだ1週間以上あるが学習者たちは計画を立てながら毎日ここにやって来て、引き続き世界各地からの来賓たちに法輪功迫害の真実を伝え、法輪功の功法の素晴らしさを紹介している。