文/中国東北部の大法弟子
【明慧日本2021年11月28日】2020年の秋、孫が小学校に入学しました。 ほぼ毎日、私が孫の送迎に行っています。校門の東側に雑木林があり、その中には便利な石で敷かれた小道があります。 利便性を考えて、多くの親子がこの小道を通っています。
しかし、小道はでこぼこしており、普段は問題がないのですが、雨や雪が降ると歩くのが大変です。 特に道中には低い場所が2カ所あり、雨が降ると子どもたちが渡れなくなります。
ある日の朝小雨が降りはじめ、子供を学校に送った帰りに、雑木林にある石を数個集めて道の低い場所に敷き、子供がなんとか通れるようにしました。私が傘を差したまま石を敷いていると、子供を学校まで送った年上の女性が通りかかり「うわー、心が優しい人がまだいますね。みんな、感謝していますよ」と言いました。
数日後、私が住む地区の空き地に、地区の広場に敷くコンクリートのブロックが捨てられていたのを発見しました。私は子供を送迎するとき、自転車のかごにブロック2個を乗せ、小道の低い場所に敷きました。およそ20個のブロックを敷いたところで、低い場所は道と同じ高さになり、子供たちは気遣うことなく、この小道を通れるようになりました。
この小さな善の行いは、年上の女性の心に刻まれました。その後、子供の送迎でその女性に出会うと、よく世間話をしていました。彼女は「私はあなたと話すのが大好きで、雨の降る日にあなたが小道に石を敷いていたのを見かけたとき、あなたが良い人だと分かりました。今は良い人が少なくなりました」と話しました。
この年上の女性は喘息の病気を患い、速歩きができません。知り合ってから、私は喘息を治す民間療法を教え、薬代がそれほどかかりません。彼女は薬をしばらく服用して効果がとても良かったそうです。彼女はとても喜び、私に合うたびに感謝していました。
2020年冬のある日、私は彼女の家に招かれました。私は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と彫られた小さなひょうたんと、木製のキーホルダーを持っていきました。私は「これをあなたに差し上げます」と言って、心からの言葉「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じたことで恩恵を受けたエピソードを話すと、彼女は喜んで受け取りました。学校が冬休みに入ってからは、彼女と会えませんでした。
2021年3月1日、学校が始まった初日に私たち2人は再会しました。彼女はとても嬉しそうに「一つ良いことを教えてあげる、年末に私は孫と出かけました。積もった雪が大分溶けましたが、不注意で転んでしまい大の字になり、孫が恐怖で泣いていました。そこで私は急いで『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じました。もうすぐ70歳になりますが、起きて見ると怪我一つしていなかったのです」と話しながら、ポケットからキーホルダーとひょうたんを取り出して「ほら、見てください、あなたから頂いたので、毎日ひょうたんを触っては『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じていると、ひょうたんがツルツルになりました」と話してくれました。
そうです。昨年の年末に大雪が降りました。近所のおばあさんは道の曲がり角で転んで骨折してしまいました。その家族は、除雪が適時に行われなかったとして、土地の所有者を訴えました。
ある日の午前、子供を学校に送った後、彼女の家に遊びに行き、自家製のケチャップの小瓶を渡しました。彼女は「あなたはとても元気で、羨ましく思っています。あまり年が変わらないのに、あなたは軽やかに歩いていますね」と言いました。私は「私は法輪功を修煉していて、毎日、煉功をしています」というと、彼女は「私も煉功したい、教えてくれますか?」といい、私は「教えますよ」と言って、動功4種類の動作の手本を示しました。彼女は「本がありますか?」と聞き、私は「あります『轉法輪』といって、人に善い人になるように教える本です。午後、我が家に来て本を読んでみてください」と勧めると、彼女は「行きます。本はいくらでしょうか?」と聞きました。
午後、子供を送った後、彼女は我が家に来ました。師父の煉功ビデオを少し見て『轉法輪』を購入して、嬉しそうに帰って行きました。