文/中国陝西省の大法弟子
【明慧日本2025年5月25日】私は2002年に修煉を始めた中年の大法弟子です。当時は30代前半で、仕事をしており、小さな子どもができたばかりで、とても忙しい毎日を送っていました。学法は基本的に仕事の合間に師父の説法を聴く方法で行い、煉功は毎日坐禅を30分行う程度でした。当時はまだ迫害が非常に激しく、私は発正念は重視していたものの、動功はあまり行わず、とくに第二式の功法(抱輪)が好きではありませんでした。その後、小さな資料拠点を立ち上げて真相資料を作るようになったため、さらに忙しくなり、煉功の時間はさらに減っていきました。こうした状態が何年も続きました。
2018年、明慧ネットで新しい煉功音楽が発表され、第二式の功法を、新たな音楽に合わせて1時間煉功するようになりました。少し大変でしたが、最初のうちは毎日頑張って続けていました。すると周囲の人から「若返ったね」「スリムになったね」「修煉の状態がとても良くなったね」と言われるようになりました。しかし、しばらくするとまた安逸心が出てきて、第二式の功法をやらなくなってしまいました。
2024年7月のある日、夫が同僚から「効率手帳」という手帳をもらってきました。カレンダー付きでしたが、カレンダーは2年前のもので今年のカレンダーとは合っていないものでした。最初は気が付きませんでしたが、この手帳の最初の数ページには各月ごとに30個の小さな四角い空欄が設けてあり、毎日の五式の功法の実践状況を記録できるようになっていました。
後半には、1日1ページで1時間ごとの記入欄があり、学法・発正念・修煉の状況を記録できるようになっていました。8月に入ってから、私はこの手帳を使って毎日の修煉を記録し始めました。煉功するごとに、対応する長方形の中に数字を記入します。そうすると、どの功法を煉功して、どれをサボったのかが手帳を見れば一目瞭然なのです。空欄を見ると、自分が煉功していないことに対して自然と後ろめたさを感じるようになりました。
私は通常、午前中に地元の公安・検察・裁判所などの機関による大法弟子への迫害を取り除くために発正念します。午後に『轉法輪』を三講分と各地での師父の説法を学びますが、用事がある日は少ししか学べないこともあります。
この手帳で記録をつけ始めてから、私は基本的に毎日、発正念と学法の時間をきちんと確保するようになりました。半月も経った頃には、半年間もやめられなかったスマホゲーム(夫のスマホに入っているゲームです。夫が夜ご飯に帰ってくると私はスマホを借りて少し遊んでいました)をやめることができ、淘宝(通販アプリ)も見なくなりました。時間があれば法の学習に使うようになったのです。外出先で警察車両を見ても怖くなくなり、朝の煉功にも参加できるようになりました。これまで越えられないと思っていた数々の試練も、自然と解決されていきました。
一番驚いたのは、夫や息子と穏やかに話せるようになったことです(以前は、彼らは私とは話しが通じにくいと感じていたようです)。息子も家に帰ってくるのを嫌がらなくなりました。息子は幼い頃、私と一緒に法を聞いていましたが、大学に入ってからは修煉に強い抵抗を示すようになり、私は内に向けて原因を探しても改善できずにいたのでした。その息子が今では、また法を聞くようになりました。また、20年以上音信不通だった同級生が私を探し出して会いたいと言ってきました。私は、自分が救うべき衆生が私の元へ集まって来ていると感じています。
若い同修の中には、煉功をあまり重視していない人もいます。師父が私たちに伝えてくださった大法、そして神秘的な五式の功法を、私たちはきちんと大切に実践しなければなりません。
師父、ありがとうございます!
同修の皆さん、ありがとうございます!