文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年12月2日】最近起きたいくつかのことは、私に警告を発して迷いを無くし、目覚めさせてくれました。それは、私は色欲心が強いということです。今日、私自身の色欲心を徹底的に暴露し、この色欲心によって生成された妨害を完全に取り除き、長い間の良くない状態から抜け出したいと思います。
理性的に自分を把握する
この2年間、私の親は年をとっているので、自分で身の回りのことができず、私の家で暮らしていました。私は妹と交替で親の面倒を見ています。弟は数年前に亡くなったので、去年の12月28日から、弟の嫁と二人の姪も引っ越しして来て、私たちと一緒に暮らしています。
その間、夫は弟の嫁と不倫関係がありました。最初、周りの人が私に話して、私はそれは絶対にありえないと思っていたのですが、最近、私は自ら自分の目で見ました。
弟の嫁は訴訟を起こして、そのため常に私の家に来ています。ある日、弟の嫁は写真を撮りたいと言いました。私はちょうど外から戻ると、弟の嫁が椅子に座っていて、夫は弟の嫁の顔に近づくところを見てしまいました。私はびっくりして、心臓が飛び出そうになり、逆に自分が恥ずかしいことをしているようでした。
私はぼうっとして、彼らも慌てて、夫はすぐ起きて離れ、弟の嫁も気まずそうにしていました。私は落ち着いて、ことを激化しないように、彼女に助け船を出し、「私が写真を撮ってあげましょうか」と言いました。
写真を撮った後、私は弟の嫁の隣に座って、「夫の人柄について、あなたは知っていると思います。あなたは自分を大切すべきです。このようなことを行ったら、徳を失います。あなたの病気(弟の嫁には多くの病気がある)や、いろいろな不幸、また子供が言うことを聞かないなど、すべてこの方面に原因があって、人はわからず、信じないだけです」と冷静に話し、責める言葉は何も言いませんでした。
師父は、「日頃いつも慈悲の心を保ち、善をもって人に接し、何かをする時にはいつも他人のことを考え、問題が起きた時はいつも他人がそれに耐えられるかどうか、他人を傷つけることはないかを考えていれば、何の問題も起こりません」[1]と説かれました。
その時、自分の心を落ち着かせて、和やかな心に変え、問題を良い方向に変えて、弟の嫁に助け船を出しました。弟の嫁や子供は大法と縁があるからです。毎回、彼女が来て、私は彼女と子供に真相資料を見せています。弟の嫁は大法のことを認めています。私は人を救い済度する立場であり、しっかり対応すべきだと思い、心は気まずくても、表面上はできるだけ穏やかに処理しています。
他人に正しいことを要求する前に、まず自分を正し、色欲によって衆生を滅ぼすことをしない
その後、表面上では皆は和気藹々としていますが、この心をしっかり取り除くことは簡単ではありません。心の中にその場面がずっと現れ、一定期間、頭の中に浮かんで取り除けませんでした。更にその心によっていろいろな雑念も出て来て、学法の時も落ち着かず、夫に嫉妬心、色欲心、恨む心などすべてが湧いて来ました。
私は夫との間に約9年間の安定な生活をしています。自分が既にそのような執着心はないと思っていましたが、しかし何故、強烈な嫉妬心、恨み心、嫌がる気持ち、不公平、悲しい、かわいそうな気持ちが現れたのでしょうか? 更に色欲心も引き起こしてしまい何故こんなに強烈に反映したのでしょうか? 私は驚き、大変危険だと思いました。私はここ十年来、自分は心性をしっかり守っていると思っていました。
同時に、何故私の家にこのようなことが起こったのかと考えました。修煉者の場合、何かあったら偶然なことはありません。私は自分に向けてしっかり探すべきで、私の空間場が清まっていないので、まだ色欲心があり、このようなことが起こるのでしょう。私はこの事情から抜け出すべきで、人を救う基点に立ち、他人に正しいことを要求する前に、まず自分を正し、自分の執着心をさがすべきだと思いました。
ちょうど同修からもらったメモリカードの中に修煉体験の音声ファイルがあったので、聞いてみると、「心を修め、欲望を取り除く交流文章」でした。聞けば聞くほど、自分のことだと感じました。以前、明慧ラジオにもこのような文章があったのですが、自分には関係がないと思って、ダウンロードしたことがありませんでした。
その後の数日間、私は家にいる間、その交流文章を聞いて、約十数回繰り返して聞き、聞けば聞くほど、自分の修煉ができていないと思いました。自分の色欲心がもたらした妨害で、師父の按排のおかげで、私の体の中に隠れていたこれらの汚い色欲心を暴露しました。師父の按排に感謝いたします。この毒世間に迷った親族は、どのぐらいかわいそうな生命でしょうか、色欲心が取り除かれなければ、色欲心に滅ぼされるでしょう、ここまで考えると、彼らに対し本当に申し訳ないと感じ、彼らのために悲しい気持ちになりました。
私は彼らに対する恨み心や、嫌な気持ちなどをなくし、世間的に振り回されない状態になりました。私は用意した「心を修め、欲望を取り除く交流文章」を夫に聞かせました。夜、彼はたいへん遅くまで聞いてました。私は彼が寝たと思って、イヤホンを取って、「寝た?」と聞くと、夫は「まだ聞いている」と答えました。私は、「これらの交流文章を聞いて、あなたは分かったでしょう。私たちの師父は私たちをどのように正しい道に導くでしょうか。あなたは噓を言い、自分の汚い思惟を使って私たちを罵り、私たちの師父に不敬なことを言い、どんな罪を犯したか分かっていますか? 現在あなたは同修の交流文章を聞き、普通の人なら、このようなことがあったら、どのように対処したでしょうか? 大法修煉者以外、恐らくこのように対処する人はいないでしょう」と言いました。
私は引き続き、「私が修煉の道を歩んでいなければ、恐らくあなたと同じように、苦の中であがき、人間として楽しい、嬉しい気持ちを求め、逆に辛さ、悩み、不安などの気持ちもあるでしょう。あなたは自分を見てください、この間あなたの七穴(人間の顔にある七つの穴)には問題が現れたでしょう。鼻、目、耳、喉すべにて問題が出て、多くの薬を飲んでいるでしょう。悪事をやめて正道に立ち返って、自分の生命に責任を持って、また他人にも責任を持つように望んでいます。『轉法輪』をしっかり読んで、本当の自分のために生きるように希望します」と言いました。夫は黙って聞きました。また同修の交流文章を2日間聞きました。恐らく正の要素が彼の魂に触れて、彼は恥ずかしいと感じたのでしょう、この数日間、全く薬を飲んでいません。
色魔を暴露し、色欲の念を取り除く
同修の「心を修め、欲望を取り除く交流文章」を聞いて、私はしっかり反省しました。
修煉する前に、私は曾て師父がおっしゃった「人」という資格がないことをしている人間であり、口にし難いことを言っていました。婚姻が順調ではなく、生涯嫌な気持ちで暮らすことを承服したくなく、良い生活に憧れるため、夫と離婚することを決心しました。
その後私はある人と出会い、その人との縁を感じていました。互いに幸運だと感じて、そして退職した後、今の夫と離婚してその人と結婚しようと約束しました。「将来結婚するから」という理由で、やってはいけないことをしてしいました。迷いの中で、旧勢力の按排だと言うことに気付かず、心も堕落していました。
私は退職して離婚しようというところで、幸いにも万古不遇の高徳大法と出会いました。大法の師父は神様であると認識し、私の世界観も徹底的に変わり、自分は大変幸運だと思いました。
その日の午後、私が師父の講法ビデオと録音テープをもらった時、師父は私の体の中の変異したものを取り除きました。たいへん不思議な感じで、神の力だと思うと、外の誘惑もまったく動じなくなり、心は水のように静かな境地になっています。ビデオをすべて見た後、私は夫と離婚しないと決めました。離婚しなければ、再婚の必要もありません。
私は旧勢力がこの理由で行った迫害についてはっきり認識できていないから、多くの妨害が現われたのです。色欲の要素が働く度に、行った良くないことは、この情を放下し難いと思いながらも、表面では断りながら内心では望んで、その感覚は非常に苦しくて疲れ果てていました。2002年、私は強制連行されて、労働教養所に送られました。表面上では、師父の経文を回して見ていたので、警察官に連行されてしまい、自分を迫害した警察官にも恨み心がありました。労働教養所から釈放された後、師父のこの面の経文を読み、本当の原因が分かりました。その時私は大法に泥を塗ったことに気づき、居たたまれなくなりました。私はすぐに徹底的に自分の行為を正すと決めました。すると、その後すべてが自然になり、心も楽になって、その感覚は言葉で表現できません。
長年の間に生成された色魔
この数年間、どんな誘惑があっても、私は自律ができ、相手を善意に見ることができ、大法の素晴らしさを表すことができています。情の関は生死の関に負けないほどですが、私は一回一回その都度頑張って乗り越えました。
しかし、私は色欲についての認識もまだ低くて、浮気をせず、夫婦間の生活もなければ、色欲心がないと思っていました。自分は色欲について既に修めたと思っていましたが、長い間に現れた妨害の中で、色欲の面をしっかり探していなかったのです。
最近、「心を修め、欲望を取り除く交流文章」と自分と照らし合わせてみると、以前全然意識していない色欲心が見つかりました。例えば、異性を見ると、この人の感覚がいい、あの人の感覚がいい、と思ってしまい良くない念が現れ、時々真相を伝える時自分を把握できない時もあります。ある日、私はバス停で50歳余り(私よりとても若い)の男性に真相を伝えていました。私は彼がずっと聞いてくれるので、たくさんのことを話しました。後で、今日私は喋り過ぎたと気付きました。今さらながら私は、「私の空間場には汚いものがあって、色魔につけ入れられた」と悟りました。
またある日、市場で真相を伝える時、かっこいい男性に真相を伝えると、もっと、彼も聞きたいという表情を見せたので、たくさん話しました。最後、私は感動して、彼と握手しました。その瞬間、握手をするべきでないと気づきましたが、もしその人に気に入られていない場合は、絶対握手しないはず、この区別の心には、自分に色欲心があると証明します。隣の同修も「あなたはその人と握手することは良くない」と言いました。師父は色欲心について説かれていました。色欲心は大変深刻な問題だと説かれています。
20年あまりの修煉の道、私はいつも苦労して転んで歩いてきました。長い間、座禅や、発正念、また学法をしていますが、頭がすっきりしていません。4、5年来、足首と腕の外傷、この正しくない状態がずっと私を悩ませています。妨害はずっと止まっていません。
師父は、「煉功の時にあれこれと妨害が現われてきた場合、まず自分自身から原因を捜し、まだ何か捨てなければならないものがあるのではないかと考えるべきです」[1]と説かれました。毎回、私は自分を探しても効果がないため悩んで、仕方がない時、師父の按排によって、旧勢力がこの理由を利用して私を迫害することに気づき、自分が十数年の間に自分の中に色欲心を生成してしまったと分かりました。ここまで書いていると、私は夫と弟の嫁に感謝する気持ちが現れ、彼らが私の修煉を手伝ってくれたのに、たいへん辛い思いをさせています。
これらの色欲心を暴露して、私はしっかりとこの魔を掴んで、毎日発正念する前に、5分ぐらいかけて、徹底的に自分の空間場のすべての変異したものを取り除きます。そして、旧勢力が強制的に加えた迫害を取り除きます。同時に、発正念の回数と時間を増やしています。
今、発正念の威力が前よりずっと強くなったと感じて、ぼうっとしている状態も少なくなり、体の変化も大きいです。以前から、調子の悪い足首の影響で、私の体は真っ直ぐにならなかったですが、最近とても楽になり、特に今日、完全に正常になったという感じがします。昨日、この交流文章を書き終わり、今日朝の発正念、煉功、法を暗記すると、頭がすっきりとして、第二式の功法、法輪を抱く時も楽にできました。師父の慈悲により、私は徹底的に長年の間に作ってしまった色欲の根を取り除くことができました。
煉功の動作を正す
20年あまり、煉功の面では、私は一日も漏れがなく、五式の功法はすべて行っています。もし特殊な状況があり、五式の功法が終わってない場合、後から必ず補います。だから、自分の煉功の動作は誰よりも正しいと思っていました。実はそうではなく、同修は、偶々まで私の間違いを指摘し、私も必ず正すようにと決心しました。第四式の功法を煉功する時、私は正しい動作をしていると、髪の毛が抜けなくなり、顔色もツヤツヤになったと気づきました。
これらの人心について、まだ気づいていない同修がいれば、師父の法を多めに勉強して、同修の交流文章を聞き、直ちにその廃物を取り除き、修煉の道における妨害を取り除き、しっかりと三つのことを行い、より多くの人を救うようにと望みます。
適切でないところがあれば、是非、慈悲なるご指摘お願いします。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』