恨む心を放下し、心が豁然と開いた
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年12月7日】数年前、妻の家族との衝突がとても大きく、自分がいくら努力してもうまくいかないような感じがしていました。私はずっと法輪功迫害の実態を伝えていましたが、彼らはすべてを知っていながら、いつも常人の角度から、わざと私を困らせていました。妻は私に向かって「あなたがイエスのようにすればするほど、私はますます悪魔のようにする」という言葉を口にしたこともありました。

 自分の悟性が低いので、いつも人間の表面的な是か非かにとらわれ、自分を顕彰し、実は表面的には順調に見えますが、内心の恨みはどんどん積み重なっていきました。相手の恨む感情も、わけがわからないうちに増長し、2人が顔を合わすたびに、恨む気持ちが湧き出て抑えきれなくなりました。妻は私を見て、「あなたを見たら、包丁で刺し殺したい、本当に刺し殺したいよ!」とよく言っていたのです。

 2018年の新年のこと、私は突然、体内で火がついて激しく燃えているようで、まるで内臓が焼けるような感覚に襲われました。歩けば雨のように汗をかき、2~3キロの荷物を持てば、十数メートル歩いただけで休憩しなければならず、体内は巨大な疲労感がありました。いつも「死」という考えが頭に浮かび、この考えが頭に浮かんだ時、目を閉じれば本当に死んでしまいそうな感覚に襲われました。

 私はソファに横になり、「これは絶対に私の歩みたい道ではない。もう人間のこのような面倒なことでくよくよしていてはいけない、真に自分自身の原因を探すべきで、表面上のことをばかり見るではなく、法の中で着実に自分を修正しなければならない」と考えました。そこで私は、『洪吟』の中の「誰が是 誰が非」、「断」、「執着を取り除く」を何度も暗唱し、何度も書き写しました。最初は体はセメントで固められたような感覚があり、硬くて閉塞感がありました。 私は、心を静めて法を読みました。一週間ほど経ったある日の夜、法を暗唱していると、突然、胸と脳の中で硝子コップが床に落ちたような音がしました。カチッと砕け散り、豁然と開けて、すべての良くない感覚が一掃され、まるで天の幕が開かれて、万色の光が現れたように笑顔になり、慈悲が満ち溢れてすべての憎しみはなくなっていると感じたのです。

 昼に妻は私にこう言ったのです。「なぜ私は恨みの感覚が消えたのだろう? もういい、あなたと喧嘩したくない」と、それはまるで今までのことをすべて忘れたかのようであり、もはや以前の喧嘩の状態に戻ろうと思っても、見つからないようでした。

 私は深く感銘を受けました。これは師父の慈悲深い保護であり、大法の奇跡の現れです。今まで状況が変わらなっかたのは、自分に人心と執着があったからです。自分の悟性が低くてトラブルの中から抜け出せず、人心に阻まれ、私は、生死の闘いの状況にまで追い込まれてしまったのです。

 この教訓は深刻で、自身の修煉に大きな損失をもたらしました。私はこの体験を文章にして同修と共有したいと思います。私は文章を書くのが苦手なので、アカウント作成中のような文章になってしまいました。

 合掌

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/27/434046.html)
 
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