【明慧日本2021年12月16日】(内モンゴル自治区=明慧記者)赤峰市バイリン左旗の法輪功学習者・李玉芬さんは、不当に労働教養4年を科され、懲役4年の実刑判決を言い渡されたことがある。2014年7月13日、再び連行され、懲役6年の実刑判決を宣告され、フフホト市第一女子刑務所で迫害を受けていた。
2014年7月13日、李さんは人々に法輪功迫害の実態を伝えた際、真実を知らない地元の人に通報され、バイリン左旗公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)に連行された。警官は捜索令状もなく、理由も告げずに、李さんの自宅を家宅捜索し、法輪功創始者の写真、法輪功の書籍、ノートパソコン、MP3プレヤー3つ、携帯、電動自転車、バイク、700元以上の現金、DVDなどの私物を押収した。
2014年11月25日、李さんはバイリン左旗裁判所に裁判にかけられ、懲役6年の実刑判決を宣告された。2015年3月、バイリン左旗留置場は、李さんの家族に知らせず、李さんをフフホト市第一女子刑務所に移送した。当時の責任者は、バイリン左旗公安局の張文凱局長、国保の宋海龍隊長、バイリン左旗裁判所の李鳳祥裁判長、担当裁判官の劉景林である。
フフホト市第一女子刑務所で、受刑者が李さんの服を脱がせて体を調べ、李さんの判決書と申立書を奪い、李さんに返さなかった。後に、李さんを転向させるため、受刑者は李さんを10時間立たせ、法輪功を中傷するビデオを繰り返し見せた。
李さんは合計14年間拘禁され(2回の労働教養4年間、1回目懲役4年、2回目懲役6年)、心身ともに大きなダメージを受けている。家族や親族は李さんのことを心配し、悲しんでいる。李さんが1回目の労働教養を解放される前、李さんの母は亡くなり、翌年、父が亡くなった。2回目の労働教養の期間中、李さんは家庭を失った。解放後、李さんは居場所が無くなり、やむを得ず数カ月ホテルに泊まっていた。