【明慧日本2022年2月19日】陝西省西安市在住の法輪功学習者・金栄さん(60代女性)は以前、2014年9月に懲役4年の不当判決を宣告され、獄中でさまざまな拷問を受けた。2021年12月初旬、金さんは再び懲役6年の刑と2万元の罰金を宣告された。
金さんは2020年4月21日、ある若者に法輪功について話したとして通報され、連行された。警官らは夕方、金さんから大量の私物を押収した。華清派出所に拘束されている間、金さんはハンガーストライキをして拘束に抗議し、警官に迫害に加担しないように求めた。2日後、金さんは保釈された。
6月8日、警官は金さんを再び連行し、金さんの自宅を家宅捜索した。翌日、金さんは臨潼区拘置所に連行された。法輪功の本、資料、コンピュータのメモリーカード、携帯電話など、金さんから押収されたすべてのものが、検察の証拠として提出された。
灞橋区検察院は2020年9月27日、金さんを起訴した。
金さんは2021年3月24日、灞橋区裁判所のオンライン裁判を受けた。弁護士は金さんのために無罪を主張した。
弁護士は、依頼人は社会の誰かや何かに危害を加えるようなことはしていないと主張した。法輪功の資料を配布したり、法輪功について人に話したりすることは金さんの表現の自由であり、いわゆる「法律の実施を破壊した」という罪名にならないと主張した。
また、金さんは自身の弁護のために証言した。金さんは、この審問自体が違法であると言った。押収された法輪功の資料は金さんの私物であり、法輪功の資料を所持し、人に話すことはいかなる法律も犯していないとした。
金さんは以前、2014年に蓮湖区裁判所から4年の懲役刑を言い渡されたことがあった。金さんは陝西省女子刑務所で看守から常に殴られた。金さんは前歯を6本失い、殴られて重体となった。2018年4月に釈放されたとき、金さんはやせ細り、やつれ果てていた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)