大連市の張思琴さんは法曹機関に迫害されて死亡
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 【明慧日本2022年2月24日】遼寧省大連市金州区の法輪功学習者・張思琴さん(69)は2022年1月19日に、身柄を拘束され、大連姚家留置場に拘禁された。1月27日の朝6時、家族は張さんが留置場で死亡したことを知らされた。

 家族は遺体との別れを求めたが、対面後、すぐに火葬をすると言われた。情報筋によると、留置場は数万元の賠償で済ませようとしているという。

 張思琴さん(前の名前は張恩琴)は金州区砲台街道砲台村に在住。以前、多くの病気を患っていたが、法輪功を学んでから健康を取り戻した。

 2019年11月12日、張さんは砲台街道騰飛農貿市場の近くで人々に、法輪功が迫害されている事実と、法輪功が世界で愛好されている内容が書かれたカレンダーを配布していた時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報され、砲台派出所に身柄を拘束された。その後、大連姚家留置場に移送された。

 張さんは迫害で危篤に陥ってから家に戻された。しかし、公安警官、検察庁、裁判所は張さんへの嫌がらせを止めなかった。

 張さんは2019年12月10日から居住監視されている。張さんは家で法輪功の功法をやり続け、法輪功の教え「真・善・忍」に従い、心を修め、身体は回復し、小さい商売で家計を維持しながら、持病がある夫の面倒も見ている。

 2020年10月14日、金州区裁判所は張さんへの逮捕状を発付し、張さんは拘禁された。同月28日、張さんは一時解放された。

 張さんは2021年8月27日に懲役2年、罰金5000元(約8万円)の不当な判決を宣告された。

 2022年1月19日、張さんは自宅で再び連行された。張さんはショックを受け、具合が悪くなった。関係者は張さんを病院に連れて行き、健康診断を受けさせた。医者は張さんの健康状態では拘禁できないと言ったにも関わらず、警官は「大丈夫だ、できる」と言って無理やりごまかした。当時、張さんの家族も同伴しており「この状態なのに、水も飲ませないのですか?」と問いただした。

 張さんはこのような状況でも大連市姚家留置場に送られた。

 2022年1月27日の朝6時、わずか短期間で、張さんは留置場で他界した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/22/439257.html)
 
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