筋萎縮が出現した張立新さん 「保釈」を許可されず
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 【明慧日本2022年3月8日】黒竜江省大慶市の法輪功学習者・張立新さん(68)と夫・白玉福さんは迫害を免れるため、家から離れて放浪生活を余儀なくされた。しかし、2019年12月2日、張さん夫妻は遼寧省阜新市彰武県で警官に連行された。そして、2021年3月、彰武県裁判所は張さんに懲役4年、白さんに懲役6年の判決を下した。張さんは、阜新市新地留置場の迫害により脳出血を起こして救急手当を受け、命は助かったものの、筋肉の萎縮症状が現れた。それで、治療のため、家族は張さんの「保釈」を求めたが、拒否された。

 張さんは大慶石油管理局乗風熱力支社の元職員で、白さんは大慶石油管理局油井探測会社の安全保衛科の元科長だった。1996年9月、張さん夫妻はともに法輪功を学び始め「真・善・忍」に従って自分に要求し、心身共に恩恵を受けた。

 しかし、1999年7.20から、中国共産党当局は法輪功迫害を開始した。法輪功を学び続けた張さん夫妻は、繰り返し連行や拘禁などの迫害を加えられた。

 2019年12月2日、張さん夫妻は阜新市彰武県公安局城南派出所の警官によって連行された。それから、阜新市彰武県公安局、検察庁、裁判所は結託し、2021年3月5日、張さん夫妻に対してオンラインで裁判を行った。法廷で公訴人が出した証拠に対して、弁護士はすべて否定した。しかし、公訴人は法律を無視し、張さんに懲役1~3年、白さんに懲役4~5年の刑期を求めた。そして、最終的に張さんは懲役4年、白さんは懲役6年の判決が下されたという。

 判決を不服とした張さんは控訴したが、原判決維持との結果を出された。2021年6月、留置場側が張さんを遼寧省女子刑務所に移送しようとしたが、迫害を受けてきた張さんは脳出血を起こして病院に搬送され、救急手当を受けて一命をとりとめた。しかし、張さんは気管を切開され、言葉を発することができず、体も動かせなかった。 この状態になっていると、本来なら「保釈」されるはずだが、一時的に2回目が覚めたため「あと半年は観察する」と、承認されなかった。

 半年が過ぎた今も、張さんは意識がはっきりせず、胃チューブで経鼻栄養で生命を維持し、筋肉も萎縮し始めた。この状態の張さんは、阜新留置場に2回も送られた。刑務所側は張さんの入所を拒否した。

 遼寧省女子刑務所は張さんの書類を受け取ったが、張さんを受け入れなず、書類を留置場にも返却しなかった。留置場側は「書類は刑務所にあり、私たちは釈放する権限はない」と主張しているという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/24/439329.html)
 
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