米下院議員 4.25に声明発表「学習者に敬服」
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 【明慧日本2022年5月1日】(ワシントンD.C.=明慧記者・李静菲)アメリカ・ワシントンD.C.の一部の法輪功学習者(以下、学習者)は4月23日の夕方、中国大使館前で集団煉功を行い、23年前に北京での1万人の学習者による「4.25」平和陳情を記念する集会を開いた。米国下院議員は「このような迫害に直面している学習者の勇気と承諾を守る誠実さに敬服します」との声明を発表した。

图1~2:二零二二年四月二十三日傍晚,美国首都华盛顿地区部分法轮功学在中共驻美国大使馆前举行集会,纪念万名法轮功学员二十三年前在北京的“四‧二五”和平上访。

中国大使館前で「4.25」平和陳情を記念し集会に参加する学習者たち

图3~5:二零二二年四月二十三日傍晚,华盛顿地区部分法轮功学员在中共驻美大使馆前集体炼功,和平请愿。

中国大使館前で集団煉功を行う学習者たち

 集会でスピーチした、中国専門家の賀斌氏は、「法輪功学習者の偉大さは彼らの平凡さにあります。1999年の『4.25』陳情に行ったのはごく普通の一般人、みんな普通の人たちで、今でも『4.25』の英雄が誰なのかは分かりません。しかし、この23年間、『4.25』の精神は生き続けています。中国共産党(以下、中共)の厳しい迫害に直面しても、学習者たちは常に真・善・忍を守り努力してきました」と述べた。

 米国下院議員スコット・ペリー氏、クリス・スミス氏は、今年4月25日の前にコメントを発表した。

 米国下院議員スコット・ペリー氏「学習者の勇気ある行動は世界中の人々に勇気を与えた」

图6:美国国会众议员斯科特·佩里(Scott Perry)

米国下院議員スコット・ペリー氏

 ペリー議員は「1999年4月25日、1万人の学習者が平和的に陳情し、信仰の自由を求め、中共に対し、政府に恣意的に逮捕された学習者の解放を要求しました。当日の法輪功(学習者)の勇気ある行動は、(今も)中共による弾圧の終結を確信し、それを願っている世界中の数百万人もの人々に勇気を与えました」と述べた。

 米下院議員クリス・スミス氏「学習者の勇気と承諾を守る誠実さに敬服する」

图7:美国国会众议员克里斯·史密斯(Chris Smith)

米下院議員クリス・スミス氏

 「座禅のような罪のない行為でさえ、攻撃だと中共に決め付けられました。現在もなお、学習者は中共により連行、拘禁、拷問などの迫害を受け、最も残酷な方法で殺害させられ、生きたまま臓器を摘出されています。彼らの臓器は医療市場で売られています。これらのすべてはあってはならないことで、単に彼らが基本的人権と信仰の基本的自由、言論の自由および集会の自由を求めただけなのです」とスミス議員は述べた。

 スミス議員は、「このような迫害に直面している学習者の勇気と誠実さに敬服します」と語った。

 「米国議会は、人身売買と臓器狩りを撲滅させるため、私が提出した法案、つまり非人道的で野蛮な行為に参加または容認する国を懲罰することを目的とする法案を可決するため、直ちに行動しなければなりません」と述べた。

 ニーセン教授「1万人の『4.25』平和陳情は、海外のメディアから称賛された」

图8:二零二二年四月二十三日傍晚,美国华盛顿DC法轮<span class='voca' kid='53'><span class='voca' kid='53'>大法</span></span>学会发言人聂森教授在纪念“四‧二五”和平上访二十三周年集会上发言。

ニーセン教授

 アメリカ・カトリック大学機械工学部の教授で、ワシントンD.C.の法輪大法学会スポークスマンのニーセン氏は、「当時の4月25日、1万人の学習者が自発的に北京に行き、スローガンもシュプレヒコールもない平和的な陳情を行いました。その全過程は平和的かつ理性的であり、中共の全体主義による支配のもと、真・善・忍の普遍的価値を示した最も平和で理性的な正義の請願として、国際メディアから称賛され、永遠の道徳のモニュメントの存在となりました。 しかし、その後、中共の指導者である江沢民は陳情を口実に、ドイツのナチス・ゲシュタポに似た組織『610弁公室』を秘密裏に設置し、3カ月後の1999年7月20日に法輪功に対する全面的な弾圧を開始しました」と回想した。

 ニーセン教授は、「過去23年間、中共による法輪功への残酷な弾圧は、緩和したことなく、停止したこともなく、今でも続いています」と述べた。

 学習者が真実を広めることは、すべての中国人に有益になる

图9:二零二二年四月二十三日傍晚,法轮功学员王春彦在纪念“四·二五”和平上访二十三周年集会上发言。

王春彦さん

 ワシントンD.C.の学習者・王春彦さんは、国際海運に携わる民間企業家だったが、良知と信念を堅持したとして、2人の姉・王春栄さん、王春英さんとともに、中共の関係者に何度も不当な判決と労働教養を宣告され、馬三家労働教養所と遼寧女子刑務所で合計16年6カ月拘禁された。

图10:二零二二年四月二十三日傍晚,法轮功学员张慧东在纪念“四‧二五”和平上访二十三周年集会上发言。

張慧東さん

 学習者・張慧東さんは以前、中国大連のある会社の優秀な責任者であった。法輪功を学んでいるという理由で、当時、青春真っ只中で才能もあった張さんは何度も迫害を受けた結果、身体に障害を負い、家庭も崩壊し、今はアメリカに亡命せざるを得なくなった。

 張さんは、「1998年5月に法輪大法を学んでから、学校を出たばかりの無知な青年から、真・善・忍の基準で自分に要求し、善良で純粋な人間になることを学びました。私は社内の新人から会社の管理者になりました。私は善なる実際の行動で、中国の無数の学習者と同じように、自らを清め、社会を清め、道徳心を向上させてきました」

 「中共の法輪功に対する違法な迫害は、中国の司法の公正を破壊し、社会道徳の崩壊をもたらし、すべての中国人に大きな災難をもたらしました」

 張さんは、「学習者が資料を配布し、迫害の実態を伝えることは、中国人を中共の虚言と毒害から脱出させるための善行です」と語った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/26/441744.html)
 
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