腸がんが治り 奇跡が現れる(一)
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ーー法輪大法の病気治療と健康維持の奇跡的効果

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年8月11日】世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)は、「世界の最新のがん負荷データ(2020年)」を発表しました。それによると、大腸がんは2020年の世界のがん死亡原因の第2位に浮上し、死亡者数は93万人に上ることが明らかになりました。中国における新たながん患者数は約457万人ですが、そのうち肺がんが最も多く、大腸がんは毎年55万人と2位に躍り出ています。直腸がんは、現代医学にとって依然として克服しがたい問題です。しかし、多くの人は法輪功の修煉を通して、あるいは「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字(訳注:「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」は中国語では九文字)を唱えることで、迅速に回復することができました。

 事例一:「余命6カ月」の宣告から完全に回復

轉法輪』を読む陳宝貸さん

 陳宝貸さん(ベトナム人、25歳)は、ハノイで美容室を経営しています。 22歳の時に倦怠感が強く、小腹が頻繁に痛み、便に血が混じり、体力が低下した時期がありました。

 病院で検査を受けたところ、腹部に小さな腫瘍があり、手術する必要があると言われました。しかし手術する直前、やって来たベテラン医師が真剣な表情で「本当に手術を受けますか? あなたは大腸がんを患っています。腫瘍の直径が7センチもあり、がん細胞がすでに広がって転移している状態です。手術を受ける場合、腫瘍を取り除くだけでなく、直腸や子宮、卵巣を摘出し、人工肛門をつけることになります。 手術は複雑で、手術台から降りられない可能性もあります。手術をしなければ、あと半年は生きられるかもしれません」と告げました。

 医師の話に大きな衝撃を受けた陳さんは、一瞬、倒れそうになり、悲しげに涙を流しながら「どうしてもっと早く言ってくれなかったのですか? 手術はしません」と言いました。病気の深刻さは、まだ若い陳さんの予想を遥かに超えていて、陳さんは完全に打ちのめされてしまいました。

 手術をしないと決めたため、手術台から降ろされ、保守的な治療法に変えられました。その後、ハノイ腫瘍病院に移され、放射線治療を受けることになりました。月に6回の放射線治療で陳さんの髪はみるみる抜け落ち、手足の皮膚も一重一重剥がれ落ち、体重は30キロほどまで落ちました。

病床に横たわる陳宝貸さんと診断書

 絶望に陥りましたが、突然、あることを思い出しました。一緒に美容を学んだお兄さんが法輪功を修煉していて、「病気治療と健康保持に奇跡的な効果がある」と言っていたのです。陳さんは家族の助けで、ハノイの「統一公園」で法輪功の煉功を見つけました。法輪功学習者(以下、学習者)たちは親切に陳さんに動作を教え、一緒に煉功をしました。

 初めて煉功した時、体の痛みや不快感が明らかに減少し、体がとても楽になりました。これまでとは違う感覚を覚えたのです。特に、学習者たちの親切と優しさに、陳さんは心が温かく感じました。

 煉功場では、修煉によってがんから回復したことなど、毎日たくさんの奇跡的な話を耳にしました。特に、ある白血病の患者が修煉後に健康になった話を聞いて、陳さんはさらに自信を取り戻しました。

 5カ月後、陳さんの体に変化が現れました。食欲が徐々に戻り、体力がつきました。ますます元気になり、体重も徐々に正常に戻り、すべての症状が消えました。さらに重要なことに、体調の変化とともに心性が明らかに高まり、法輪大法の真・善・忍の基準に従って、より良い人になるようになりました。

 「手術しなければ6カ月で死ぬと医師に言われましたが、2年経った今、私は以前よりも健康になりました。すべては法輪大法の修煉がもたらした奇跡です」と陳さんは感激しました。

 陳さんは、こう語っています。「私が自らの体験を語るのは、私のような絶望的な状況にある人たちに、伝えたいことがあるからです。悲観しないで法輪功を修煉すれば、私のように奇跡が現れると伝えたいのです」

 事例二:末期腸がんの手術後に痛みも再発もなく、「不思議だ」と医師

法輪功の病気治療と健康保持の奇跡的な効果を
目の当たりにしたロバートさん

 ロバートさんは、今年79歳。かつて大連の大手国有企業の地域営業部長を務めていましたが、2011年に家族が暮らすオーストラリアのメルボルンに移住しました。

 2012年の初め、ロバートさんは病院で大腸がんを宣告され、すでに末期の状態でした。 その時のロバートさんは非常に落ち着いていましたが、「私はオーストラリアに来てから『轉法輪』を読み、心が打たれた。どうしてもっと早く読まなかったのか?」と自分への愚痴が止まりませんでした。

 実は、この『轉法輪』はロバートさんの目の前に10年以上置かれていました。しかし、彼は手に取って読んだことがなかったのです。1997年、ロバートさんの奥さんが法輪功の修煉を始めました。「私は、妻が修煉の前後で精神的、身体的に大きく変化したのを目の当たりにしました。妻には高血圧とひどい頭痛があって、毎日鎮痛剤を服用しなければなりませんでした。しかし法輪功を修煉すると、薬も飲まないのに頭痛がなくなりました。以前なら、考えられません」と語っています。

 法輪大法がもたらした奇跡を見てきたロバートさんは、奥さんの修煉を心から支持しました。1999年7.20、中国共産党(以下、中共)が法輪功への弾圧を始めると、奥さんは人々に法輪功迫害の実態を伝えるため、出掛けて迫害の真実を伝える資料を配りました。ロバートさんは依然として妻を支え、そして、2004年に中共の組織から脱退(三退)しました。2011年11月には「私は妻の勧めを受け、真剣に『轉法輪』を1回読みました」と言います。

 そして2012年2月、ロバートさんは手術室へと運ばれました。手術室に入って麻酔がかかる前に、心の中で静かに『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と唱え続け、そのまま何も分からなくなりました。 6時間の手術を終えると、病室に運ばれました。目が覚めた頃に看護師がやってきて「痛みはありませんか?」と尋ねましたが、全く痛みは感じませんでした。

 看護師は念のため、ロバートさんに鎮痛剤を渡しました。しかし翌日、看護師は驚きました。ロバートさんが鎮痛剤をまったく飲んでいなかったのです。ロバートさんは「痛くないのに、なんで鎮痛剤を飲まなきゃいけないのか?」と笑って当時のことを振り返ります。

 ロバートさんは手術の2日目には体を動かせるようになり、3日後には体からカニューレやカテーテル、排液管などをすべて抜き取り、1週間後に退院しました。

 医師が回診に来た時、「ロバートさんはとても元気ですね」と言いました。ロバートさんが言うには、「点滴を受けることもなく退院しました。それから10年も過ぎましたが、薬を飲んだこともありません」

 退院して定期検診を受けたところ、すべて正常でした。担当の医師も他の患者と違うと言い、何度も「不思議だね」と感心しました。そこでロバートさんは医師に「実は、しばらく前から法輪功を修煉しています」と言い、法輪功を紹介する資料も渡しました。

 通常、大腸がんや手術はダメージが大きいため、回復には時間がかかり大変ですが、この「よくあること」はロバートさんには起こりませんでした。

 統計によると、中国における腸がんの再発・転移率は50%と高く、その90%以上が手術後2~3年後に発生していると言われています。しかし、11年過ぎてもロバートさんは薬を一錠も飲んでおらず、それでも再発していません。現在、ロバートさんは毎週法輪功の活動拠点で、人々に法輪功への迫害の実態などを伝えています。そして、毎日元気に2人の孫の子守をしています。

続く

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/4/447025.html)
 
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