山西省の女性3人に不当判決
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 【明慧日本2022年8月20日】山西省代県の法輪功学習者・高婵玲さん(56歳女性)、周秀麗さん(58歳女性)、郎計雲(62歳女性)さんの3人は2021年12月5日、法輪功を実践したとしてそれぞれ懲役3年6カ月、4年、3年6カ月の実刑判決を受けた。法輪功は法輪大法とも呼ばれ、高い心身の健康効果で世界の人々に親しまれる精神修養法である。1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 1、高嬋玲さんに懲役3年6カ月

 2020年10月15日の午前6時頃、高嬋玲さんは自宅で20人以上の警官に連行された。高さんのパソコン、プリンター、法輪功の本、法輪功の創始者の写真、銀行の通帳が押収された。

 高さんは最初15日間の行政拘留を科され、その後、代県洗脳班に移送された。高さんが法輪功を放棄したり、他の学習者についての情報提供を拒否したため、当局は高さんを忻州市拘置所に連行し、2020年12月10日に逮捕を許可された。高さんは 2021年12月5日に3年6カ月の刑を宣告され、5000元の罰金を科された。

 高さんの子供たちは皆、遠方で働いている。高さんの夫は精神分裂症を患っており、脳卒中で寝たきりになっている。高さんの夫は現在、妻が拘禁されているため、自分の身の回りのことができず苦労している。

 2、周秀麗さんに懲役4年の不当判決

 周秀麗さんは2020年8月7日、内モンゴル自治区の包頭市の母親を訪ねたとき、法輪功の資料を配布しているところを警官に目撃され、連行された。その後、周さんは代県に引き渡され、代県警察は9月9日に正式に周さんを連行し、忻州市拘置所に拘禁した。周さんは 2021年12月5日に、懲役4年の刑と4000元の罰金を言い渡された。

 周さんは以前、2013年11月21日に法輪功に関する情報資料を配布したとして連行された。周さんは、当局に懲役3年の刑を言い渡され、その後、榆次区猫児嶺女子刑務所に拘禁された。

 3、郎計雲さんに懲役3年6カ月

 2020年11月19日、代県の公安局の警官らが突然、周秀麗さんの自宅を家宅捜索をした。法輪功迫害の事実に関する情報が記載された DVD を見つけると、警官らは郎さんを代県洗脳班に連行した。郎さんは2020年12月10日に連行され、益州市拘置所に移送された。郎さんは 2021年12月5日に懲役3年6カ月の判決と5,000元の罰金を言い渡された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/8/445961.html)
 
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