山西省の王改梅さん 不当判決に対する上訴敗訴
■ 印刷版
 

 【明慧日本2024年12月25日】山西省太原市在住の法輪功学習者・王改梅さん(57歳女性)は、法輪功を実践したため、2024年5月(正確な日付は不明)、迎沢区裁判所に懲役1年9カ月の不当判決を言い渡された。王さんはすぐに上訴したが、最近、太原市中級裁判所は原判決を維持した。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の経緯

 2023年12月6日、王さんは太原市清徐県で法輪功の資料を配布したとして通報され、連行された。王さんは地元の派出所で一晩拘留され、翌日、太原市第四拘置所に移送された。

 2024年1月2日、王さんの家族は、王さんが迎沢区検察庁から正式な逮捕状を発行されていたことを知った。

 迎沢区裁判所は2024年5月に王さんの案件を審理した。王さんは自己弁護のために証言し、中国には法輪功を犯罪とする法律はないと強調した。検察官は1年6カ月の不当判決を宣告した。しかし、王さんは法輪功の修煉をやめることを拒否したため、裁判官はさらに3カ月の判決を追加した。

 王さんが控訴した後、太原市中級裁判所は合議制の裁判官を組織し、再審理を開かずに原判決を維持し、王さんの案件を急いで終わらせた。刑事判決によると、王さんは懲役1年9カ月と罰金8000元を強要された。

 王さんは現在、楡次区(ゆじ)女子刑務所に拘禁されている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/12/20/486468.html
 
関連文章