【明慧日本2024年12月9日】山西省太原市に住む80歳(女性)の法輪功学習者である張利文さんは、「法輪大法は素晴らしい」と市民に伝えていたため、2023年4月に警察に連行された。その後、2024年3月18日に太原市万柏林区裁判所で不当な裁判が行われた。最近の情報によると、張利文さんは同裁判所で不当に懲役3年以上の実刑判決を言い渡され、控訴したが、太原市中級裁判所は原判決を維持した。
張利文さんは1944年2月5日生まれで、山西省太原市西山鉱務局機電修配工場の退職労働者である。太原市万柏林区に居住している。
法輪功を修煉する前、彼女は心臓病、腎臓病、先天性腰椎障害、胃病、気管支炎、神経衰弱、膝関節症、頸椎症、低血圧による頭痛やめまいなど、多くの深刻な病気に苦しんでいた。その結果、気分が落ち込み、夫婦関係が悪化し、離婚の危機に直面していた。
1998年5月、張利文さんは法輪大法の修煉を始めた。彼女は「真・善・忍」の基準に従って自分を律し、他人のために尽くすよう努め、問題が生じた際には自分自身を省みるようになりた。その結果、気づかないうちに全ての病気が治り、健康で幸せな生活を送り、家庭も円満になった。
中国共産党による迫害の事例
しかし、中国共産党(以下、中共)は人々が神を信じ、党を信じないことを許さない。張利文さんは法輪大法の信仰を守り続けたため、これまで何度も中共による連行や監禁を受けてきた。
2002年10月7日、張利文さんの自宅に警察が押し入り、彼女を連行して家宅捜索を行いた。その後、彼女は太原市万柏林公安分局留置所に送られ、心臓発作で意識を失い、数時間の救命措置を受けたが、それでも釈放されず、3か月間拘禁された。2003年1月には、不当に2年間の労働教養を言い渡され、山西省新店女子労働教養所に送られた。
2015年5月18日、晋中市榆次区裁判所での法輪功学習者の裁判を傍聴した際に、警察に連行された。
2023年4月28日太原市選煤工場近くの集会で「法輪大法は素晴らしい」と真実を伝えていた際に、警察に連行され、後に万柏林区検察庁に移送された。
不当な裁判と判決
2024年3月18日、太原市万柏林区裁判所で不当な裁判が行われ、張利文さんは3年以上の懲役刑を言い渡された。控訴したが、中級裁判所は原判決を維持した。