天津市の張秀芳さんに不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2022年9月6日】(天津市=明慧記者)天津市南開区の法輪功学習者(以下、学習者)・張秀芳さん(77歳)は昨年5月26日に薊州区(けいしゅうく)留置場に不当に拘束された。同年7月、薊州裁判所から懲役1年6カ月の実刑判決、執行猶予2年、罰金1万5千元(約30万円)を言い渡された。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 2019年5月、張さんは薊州区に旅行に行き、地元の学習者・王占青さんとともに、観光地の道路脇に「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」という法輪功を紹介する横断幕を掲げた。翌日、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じている人に通報された。天津市公安局薊州分局孫各庄派出所は、道路の監視カメラの映像から二人が学習者であることを判断し、それぞれの家に行き、家宅捜索を行った。

 2019年6月19日、天津市公安局薊州分局孫各庄派出所と天津市公安局南開分局万興街派出所の警官が張さんの自宅に押し入り、法輪功創始者の写真、法輪功の書籍(58冊)、2千元(約4万円)、デルのノートパソコン、タブレット、リーダー、オーディオプレーヤー数台を押収した。同日、張さんは万興街派出所に連行され、取り調べを受け、その後、家に帰された。

 今回の迫害を受けた後、張さんは別の場所に移り住むようになった。

 2021年3月、張さんは給料を受け取るために楊柳青工商銀行の窓口に行ったところ、天津市公安局楊柳青分局の警官に連行され、その後、張さんの妹の家も監視下に置かれた。昨年5月26日、張さんは薊州区留置場に拘束され、7月には薊州裁判所が審理を行った。張さんは懲役1年6カ月の実刑判決、2年の執行猶予を宣告され、罰金を強要された。

 2019年6月、王さんは家宅捜索を受け、自宅から法輪功の書籍、オーディオ、ビデオプレーヤーを押収され、15日間拘束された。罰金金額は不明。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/9/4/448498.html)
 
関連文章