【明慧日本2022年9月13日】(スイス=明慧記者・高思羽報道)スイスの法輪功学習者(以下、学習者)たちは、9月3日、ヴィンタートゥール駅に隣接するショッピングセンターで法輪功を紹介する真相パネルを設置し、通行人に法輪功を紹介した。学習者たちは中国共産党(以下、中共)による23年に及ぶ法輪功への迫害を暴露し、市民から迫害反対の署名を集めた。多くの通行人は詳しい情報を知るために資料を受け取り、立ち止まって学習者たちの話を聞く人や、すでに法輪功のことをよく知っている人や、請願書に署名して学習者たちを応援する人もいた。
学習者を支援するために署名をしたシャンテルさんは、「法輪功はとても平和的で、学習者らは静かに、ただ瞑想している集団ですが、中共は彼らを滅ぼしたいと思っています。 法輪功への迫害はとてもひどいもので、私はこの迫害に全面的に反対します。これは人権侵害で、中共は人権を踏みにじっており、迫害は不当で非良心的です。人々はこの迫害を終わらせるために努力すべきです」と語った。
ヴィンタートゥール駅に隣接するショッピングセンターで法輪功を紹介する真相パネルを設置 |
法輪功の功法を実演する学習者たち |
足を止めて学習者を支援し署名する人 |
「重要なのは、多くの人に真実を知ってもらうことです」
社会教育関係の仕事をしているスザンネ・ゲーバーさんは、学習者たちの前を自転車で通りかかったとき、彼らが資料を配っているのを見て、自転車を止めて話しかけ、彼らの説明に耳を傾け、その後、学習者を支援する署名をした。
学習者から法輪功迫害の実態を聞くゲーバーさん |
初めて法輪功のことを知ったゲーバーさんは、何億人もの人が法輪功を修煉していることを聞き、「こんなに多くの人が法輪功を修煉していることに驚きました」と言い、中共の迫害の悪行について、「もっと多くの人に迫害の事実を知ってもらうことが大切なので、必ず多くの人に伝えます」と言った。
中共は、良いものを恐れる
ダニエラ・ファイスターさんは、障がい者を支援する団体に勤務している。 1年ほど前、彼女は法輪功に関する情報を受け取っていた。 用事を終えてほっとした彼女は、帰り際にわざわざ学習者たちのところに来て、法輪功への迫害停止を求める署名をした。
反迫害を支援するために署名するフィスターさん |
フィスターさんはかつて太極拳を習ったことがあり、「法輪功はとても素晴らしい功法です」と言った。
彼女は、中共が法輪功を迫害するのは、(中共)政権が常に良いもの、善良なものを恐れているからだと言い、「署名は重要だと思います。中国の国民が拷問や迫害を受けることがなくなるように、(迫害を)終わらせてほしいです 」と述べた。
迫害を暴露した法輪功学習者に感謝する
アン・フレンケルさんはサービス会社で記録管理の仕事をしている。彼女は法輪功のことを今回初めて知り、署名を通して学習者を支援したいと考えた。 彼女は、コロナウイルスの流行や戦争などを経て、「人々は今、ますます無力感を感じています。そのため、あなたたちがこのすべてを暴露し、自分の考えを発言し、またそれを他の人とシェアするのはとても素晴らしいことです 」と言った。
彼女は、自分が知ったことをもっと多くの人に伝えたいと言い、最後に学習者たちに向けて、「ご成功を願っています」と言った。
法輪功学習者への迫害を阻止するために協力し合う
当日は他にも多くの人が、学習者たちへの迫害阻止を支援するために署名をした。 レストランで働くマヌエラ・モーザーさんもその一人だ。 「生きている人から臓器を摘出するのは、絶対にあってはならないことです。人体を奪い、自由を奪っています。このようなことが起きていること自体がショックです」、「中国の学習者に自由が与えられるようにしたいです」と語った。
学習者を支援して署名するアンジェリカさんとアヌシュカさん |
看護師のアンジェリカさんとアヌシュカさんも、生体臓器摘出などという犯罪が存在することは想像できないと言う。 アヌシュカさんは「生きたまま臓器を摘出するなんて聞いたことがありません。これはひどすぎます。今の社会でこのようなことが起きているなんて考えられません。我々も何かしなければいけないと思います。これはとても大きな問題です」と言った。
アンジェリカさんとアヌシュカさんは学習者を支援する署名書に署名し、アンジェリカさんは迫害は不当だと言い、「彼ら(学習者)は自分なりの生き方を許されるべき」と考えていた。
迫害停止を願い署名するアレクサンドラ・ラチャウィッツさん |
高校でドイツ語とフランス語を教えるアレクサンドラ・ラチャウィッツさんは、その日の最後に署名し「誰もが自分の意見を自由に守ることができるようにすべきで、そのために危険にさらされたり罰せられたり、あるいは生きたまま臓器を摘出されることがあってはならない 」、「私が支持を示して、(迫害を止めるために)少しでも力になれば嬉しいです」と言った。