甘粛省の魏俊仁さん 不当懲役20年満了で出所
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 【明慧日本2022年10月5日】甘肃省平凉市の法輪功学習者・魏俊仁さん(男性)は8月13日にようやく釈放され、甘粛省平涼市で家族と再会した。

 2002年、魏さんはテレビ信号を利用して法輪功に対する中傷的なプロパガンダを暴いたことで当局に連行され、起訴された。魏さんは2002年10月27日、蘭州城関裁判所に懲役20年の重刑判決を不当に言い渡された。蘭州刑務所に拘禁されている。

 2002年8月17日午後7時、青海省西寧市の城東区と城北区、8月18日、19日午後8時に甘粛省蘭州地域の特定の地域で、法輪功迫害の事実に関する2つの『見証』と『歴史的審判』というドキュメンタリーを30分も続けて放送した。3日以内に法輪功学習者たちがケーブルテレビを電波ジャックし、放映することに成功した。

 これらのテレビ放送は、中国当局関係者に大きな衝撃を与えた。その結果、少なくとも15人の法輪功学習者が連行された。魏俊仁さん、李文明さん、張栄娟さん(54歳女性)、賀万吉さん、李崇峰さん、段小燕さん(50歳女性)、任桦さん、徐峰さん、孫照海さん、張京梅さん、焦麗麗さん、王玉霞さん、劉百源さん、張小萍さん、張宏鋼さんは拷問と尋問を受けた。

 張栄娟さんは歩く能力を失い、張小萍さんは窒息と脳震盪で死にかけた。魏さんは、西果園拘置所に拘禁されている間、警官から拷問を受けた。

中共酷刑示意图:殴打

拷問のイメージ図:殴打

 甘粛省蘭州市の城関区裁判所は、2002年10月27日、7人の学習者に判決を言い渡した。このうち、魏さん、李文明さん、王鵬雲さんはそれぞれ懲役20年の判決を言い渡された。孫照海さん、強晓宜さん、劉志栄さん(男性)、蘇安洲さんは懲役10年から19年の刑を宣告された。

 蘭州市の白銀区裁判所は、2人の学習者・張広利さんと常具斌さんにそれぞれ12年と11年の刑を言い渡した。

 2002年12月30日、西寧市中級裁判所は、別の4人の学習者・張栄娟さんに懲役20年、賀万吉さんに懲役17年、李崇峰さんに懲役15年、段小燕さんに懲役7年の不当判決を言い渡した。

 これらの学習者の中で、賀さんは、2003年5月に浩門刑務所で拷問を受けて死亡した。賀さんは53歳だった。劉さんは2006年1月10日に天水刑務所で死亡した。

 1999年7.20、中国共産党の江沢民集団が法輪功学習者に対して残酷な迫害を開始した直後、中国の国営メディアは、テレビ、ラジオ、新聞などのあらゆる宣伝手段を使って、法輪功を誹謗中傷し、法輪功に対する憎悪を広めるためにデマを流し、多くの人が騙され続けてきた。

 2002年3月5日午後8時、吉林省長春市の法輪功学習者は、地元のケーブルシステムを電波ジャックし、8つのチャンネルで同時に、法輪功迫害に関する真実「法輪大法が世界に広がる」、「焼身自殺真相」などの番組を放送した。放送時間は40〜50分も続いた。

 明慧ネットの統計資料によると、遼寧、甘粛、河北、天津、黒竜江、北京、貴州、山東、青海、四川などの他の省の学習者も出て行き、地元のテレビ信号を利用して真実を広めることで命を危険にさらした。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/23/448004.html)
 
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