北京の劉春愛さん、李爽さん、エン勇さん、岳利永さんに不当判決
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 【明慧日本2022年12月13日】(北京市=明慧記者)最近、不当に3年4カ月間拘禁された北京の法輪功学習者(以下、学習者)・劉春愛さん、李爽さん、エン勇さん、岳利永さん等が、2回の不当な裁判を経て、それぞれ判決を言い渡されたことが分かった。劉春愛さん、李爽さん、岳利永さんは、懲役3年9カ月の実刑判決と4000元の罰金、エン勇さんは懲役3年6カ月と4000元の罰金を科された。 現在、4人の学習者は西城区留置場に拘禁されている。

 劉春愛さんは北京市西城区に在住。李爽さん(31歳女性)は河北省淶水県の出身で、北京の電子会社で勤めている。エン勇さんと岳利永さんは夫婦で、その電子会社の経営者である。

 2019年8月、劉春愛さんは警官らによって監視されていた。

 2019年8月11日午後、李爽さんは劉春愛さんの自宅を訪問したが、劉春愛さん宅から出たときから、警官に尾行されていた。その日の夕方6時30分頃、李爽さんは121番路線バスに乗った時に、西城区阜成門外派出所の警官らに連行された。その後、李爽さんが勤めていた会社の経営者であるエン勇さんと岳利永さんも連行され、社内捜索を受けた。

 その夜に、年配の劉春愛さんは、阜成門外派出所の警官らにより自宅から連行され、家宅捜索を受け、パソコン、プリンター、法輪功の書籍などの私物が押収された。

 4人の学習者は3年4カ月間ずっと西城区留置場に拘禁されおり、現在に至っている。

 裁判にかけられ不当な判決を科される

 2020年8月12日午前9時30分、北京市西城区裁判所は、4人に対して不当な裁判を行おうとしたが、エン勇さんの発熱により中止となった。2回目の裁判は2020年9月22日午前9時から午後2時まで、家族に知らせずに行われた。その日、裁判の結果は宣告されなかった。

 今年8月11日、劉春愛さん、李爽さん、エン勇さん、岳利永さんは、西城区裁判所で再び不当な裁判を受けた。しかし、4人とも自分の無罪を主張した。

 最近、劉春愛さん、李爽さん、岳利永さんは、懲役3年9カ月の実刑判決と4000元の罰金、エン勇さんは懲役3年6カ月と4000元の罰金を科されたことが分かった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語: https://www.minghui.org/mh/articles/2022/12/3/452646.html)
 
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