NY警察 法輪功真相拠点を攻撃した容疑者を逮捕 第三級暴行罪で起訴
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 【明慧日本2023年2月25日】ニューヨークの現地時間2月18日午前11時頃、ニューヨーク州フラッシングの109支局の警官は、フラッシングのメイン通りにあるニューワールドモール前で、法輪功真相拠点を暴力的に攻撃したとして斉中平容疑者(77)を逮捕した。

 警察関係者によると、攻撃者は第三級暴行罪で起訴され、市警察109支局による取り調べを経て、クイーンズ刑事裁判所で裁判を行う予定である。

图1:二零二三年二月十八日上午十一点左右,警察逮捕攻击法轮功学员的齐中平(Qi, Zhongping ,音译),将其戴上手铐,押上警车。(法轮功学员提供)

警官は学習者を攻撃した斉中平容疑者を逮捕

2月18日午前11時頃、警官は学習者を攻撃した斉中平容疑者を逮捕

 事件の経緯

 法輪功学習者(以下、学習者)は、フラッシングの中心地であるメイン通りに、5カ所の法輪功迫害の真相を伝える拠点を設置し、酷寒猛暑や風雨を問わず、年中365日、法輪大法の素晴らしさを広め、迫害の実態を伝えている。フラッシング図書館前の真相拠点は24年前(2000年)に設置し、他の4カ所も10年以上の歴史がある。多くの通行人が学習者に親指を立て称賛し、尊敬と感謝の意を表した。

 学習者・李学錦さんの話によると、斉中平が学習者を攻撃したのは、今回が初めてではなく、彼は度々真相拠点にいる学習者に無礼で卑猥な言葉をかけたが、学習者は「殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さない」という修煉の原則に従い、無視していた。しかし、彼はますます勢いを増し、隣の露天店主も見ていられなくなり、彼を阻止したことがあるという。

 李さんは、ある日「『こんなことはしてはいけないですよ』と言ったら、彼はひどく罵り、私の目の前で拳を振り、私を殴ろうとしたのです。その時、隣にいた露天店主のおばあちゃんが彼を止めてくれました。その時に写真を撮りました」と言った。

图2:二月十六日下午,齐中平再次在法拉盛缅街的法轮功真相点前,辱骂、挑衅。(法轮功学员提供)

真相拠点の前で、罵り挑発している斉中平容疑者

 2月16日午後、斉中平は再びフラッシングのメイン通りにある法輪功の真相拠点の前で罵倒し、学習者・デイビット・ファンさんを暴力的に攻撃した。デイビット・ファンさんは出血し、手と首、顎に傷が残った。

图3:法轮功学员David Fang于二月十六日下午,遭齐中平暴力攻击,导致流血,手背、脖子、下巴都有伤痕。(法轮功学员提供)

攻撃された学習者・デイビット・ファンさん

 学習者・デービッド・ファンさんは、怪我をした後すぐに警察に通報した。間もなくすると4人の警官が現場に到着し、調査した。警官は、学習者に「容疑者が現れたら、すぐに警察に通報してください、逮捕します」と告げた。

 デービッド・ファンさんは、次のように振り返った。「ある通行人が見ていられなくなり、『あなたは間違っている、ここはアメリカだ、中国ではない』と斉忠平を非難しました。ジョー・チャンさんという通行人もビデオの撮影に協力し、斉中平に『人を殴るのは違法だ』と警告しました」

 ジョー・チャンさんは、取材を受けた時「私はショックを受けました。アメリカでは信仰は自由であり、法輪功学習者を攻撃するのは間違っているのです。斉中平は非常に凶悪で、私は彼に『人を殴るのは違法だ』と言いました。彼は法律で厳しく罰せられるべきで、このような犯罪を取り締まるべきだと思います。本当に猖獗を極めています。彼は中共に毒害されているはずです」と語った。

 18日朝、容疑者の斉中平がフラッシングの街に現れたとき、真相拠点の学習者はすぐに警察に通報し、本人確認のために被害者デイビット・ファンさんに来てもらうように知らせた。しかし、デイビット・ファンさんが10分もしないうちに到着したとき、容疑者は姿を消した。警官がデイビット・ファンさんをパトカーに乗せ、容疑者を探し巡回しようとした時、デイビット・ファンさんは容疑者がニューワールドモールから出てくるのを目撃した。警官はすぐに容疑者を逮捕し、手錠をかけてパトカーに乗せた。

 法輪功の真相拠点が攻撃されるのは今回が初めてではなく、昨年2月、鄭歩秋という者がフラッシングのメイン通りの法輪功の真相拠点を攻撃したため、E級重罪である憎悪犯罪および第四級刑事損壊罪で起訴された。「学習者は良いことをしており、このような人は法律を犯しているのです。放っておけば治安は悪くなるはずで、国外追放したほうがいいと思います」と表明する市民もいた。

 また、米国の移民法によると、学習者を攻撃した容疑者が、合法的な身分でなく、犯罪歴がある場合、米国での身分申請や変更に影響を受けるという。

 通行人が撮影したビデオによると、攻撃者が立ち去った時、隣にいた福州方言を話す人が彼の肩を叩いて「大丈夫、大丈夫」と言ったという。学習者・マイケル・ユーさんは、攻撃者が度々挑発し、背後に誰か(中共の代理人)がいる可能性が高いと見ている。

 ニューヨーク法輪大法学会の代表・易蓉氏は「109支局が迅速に対応して下さり、容疑者を速やかに捕らえたことに感謝しています。法輪大法は信仰団体であり、米国の法律によって守られています。この人物は何度も挑発し、今回は学習者に暴行を加えました。これは憎悪犯罪であり、容認してはなりません。しかも、彼は中共政府から金を受け取ってこうしたことを行っている可能性があり、背後に支持者がいることも考えられます。学習者への攻撃は必ず法律で懲罰されます」と述べた。

 易蓉氏はさらに「中共に洗脳された一部の海外在住の中国人は、自由な情報と真実を知る機会を得たので、沈みゆく中共のガラクタ船に自らを縛り付けないで下さい。賢明であるべきで、わずかな利益のために中共を支持しないで下さい。命をかけて中共のために働けば、自分の未来を失ってしまいます」と述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/21/457005.html)
 
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