【明慧日本2024年12月21日】(明慧記者・王英)2024年12月19日、米司法省は、FBIが64歳の孫耀寧(マイク・ソン)を逮捕したと発表した。孫耀寧は中共のスパイである陳軍と共謀して米国内の法輪功学習者への迫害に関与し、中共の代理人として米国の地方選出議員に潜入した疑いが持たれている。
12月17日の刑事起訴状によると、司法省は64歳の孫耀寧が2022年にカリフォルニア州のある市の市議会議員の選挙活動マネージャーを務めていた際に、中華人民共和国の違法な代理人として活動していたとして、起訴した。孫耀寧は2024年12月19日に逮捕された。
また、孫耀寧は別の男性・陳軍と共謀もしていたとして起訴された。陳軍は11月19日、ニューヨーク南部地区連邦地方裁判所のネルソン・ローマン裁判官により、懲役1年8カ月の判決を言い渡された。陳軍は昨年5月に米国で逮捕され、中共の命令で米国内の法輪功学習者を迫害する計画に参与した罪に問われた。
陳軍と孫耀寧は、法輪功の煉功場の破壊を密かに計画していた
起訴状によると、2023年1月15日、陳軍と孫耀寧は20年前と現在の法輪功との戦いの戦略について密談を交わした。
2023年4月4日、陳軍は孫耀寧に対して、「いくつか聞きたいことがある。カリフォルニアのある都市に法輪功の煉功場がある。そこでちょっと面倒を引き起こすことができるか? もし、一つ或いはいくつかのこのよう煉功場を無くしたら、あるいは彼らに厄介事をもたらしたりすることができれば、褒賞を与える」と言った。
2023年4月27日、陳軍は再び孫耀寧と密談を交わし、こう言った。「領事館に連絡して、できれば総領事との面会を手配してほしい。重要な事案を報告する必要がある。5月20日が良い。法輪功を中傷する記事を書いてほしい。これは国家レベルのことなので、実際の操作は極秘にしなければならない」
また、市議会議員に立候補した政治家が中国の指導部と面会するために中国へ出発する前に、陳軍は孫耀寧に対し、カリフォルニア州のある都市の法輪功学習者に関する情報を提供するよう求めた。
起訴状によると、孫耀寧は南カリフォルニアのある政治家の選挙活動マネージャーおよび信頼できる側近として活動していた。この政治家は2022年の地方選挙に立候補していた。選挙期間中、孫耀寧は政治家を当選させるための努力について陳軍と連絡を取り合っていた。
伝えられたところによると、陳軍は中共政府の官僚と、中共が米国の地元政治家にいかに「影響」を与え、特に台湾問題において、どのように地元政治家の見解や決定を左右できるかについて議論したとされている。起訴状によると、2022年11月、その政治家が当選した直後、陳軍は孫耀寧に選挙報告書を作成するよう指示し、中共政府の官僚に送ったところ、肯定的な反応と感謝の意をもらったという。
起訴状によると、その政治家が当選して約1カ月後、陳軍は孫耀寧と他の人物を南カリフォルニアのローランド・ハイツ市のレストランに呼び、共に昼食をとるように手配した。陳軍はこの集まりを「核心メンバーの昼食会」として中共の官僚に紹介した。その後、参加者が「米中友好促進会」の結成に合意したことから、陳軍は昼食会を「大成功だ」と評価した。さらに、陳軍は中共政府の官僚とのやり取りの中で、その政治家を「私たちが特別に組織した基本チームのメンバー」と称した。
起訴状によると、2023年初め、陳軍は孫耀寧に対し、孫と陳がどのようにしてその政治家を成功に導いたかを説明する別の報告書を、中共の官僚宛てに書くよう指示した。
証言で概述されたその後のやり取りの中で、陳軍は孫耀寧に対し、その政治家について説明する部分を追加するよう指示した。その政治家は、他の著名な政治家とつながりのある「政界の新星」として描写されていた。また、証言によると、陳軍と孫耀寧は彼らが「長年来、台湾独立勢力と戦ったきたこと、およびカリフォルニア州のある都市での『法輪功』との闘い」について話し合っていたという。
起訴状によると、2023年2月、中共官僚への2回目の報告書がほぼ完成する直前、孫耀寧は陳軍に対し、ワシントンDCで行われる米国独立記念日のパレードに参加することで「反中勢力」に打撃を与える提案書を送り、さらに中共政府に8万ドルの予算を提供し、彼と陳軍の米国での活動を支援するよう提案した。
陳軍は孫耀寧と「指導部」に会うために中国に渡航する計画について話し合い、孫にロサンゼルスの中共総領事との面会手配も指示した。その後、孫耀寧とその政治家は2023年8月に中国に渡航した。
現在、連邦捜査局が本件を捜査している。罪が成立すれば、孫耀寧は外国政府の違法な代理人として活動した罪で最高10年の禁錮刑、さらに米国に対する犯罪行為を共謀したとして最高5年の禁錮刑に処せられることになる。