法輪功迫害に関与した中共スパイに実刑判決 メディアが注目
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 【明慧日本2024年11月24日】(明慧記者・王英)米司法省とニューヨーク南部地区連邦地裁が11月19日、中国共産党(以下、中共)のスパイ・陳軍と林峰に実刑判決を下した後、十数社の英文メディアは、彼らが法輪功への迫害に関与し、神韻芸術団を妨害した行為について報じた。

 FOX41は11月19日、中国籍の陳軍がアメリカで法輪功を攻撃し、嫌がらせをした罪で禁固20カ月の判決を受けたと報じた。記事によると、陳軍は中国(中共)政府の未登録代理人として行動し、国税庁職員に賄賂を贈った罪で有罪判決を受けた。

 米司法省は声明で、陳軍とロサンゼルスに住むもう一人の中国国民である林峰が、中国(中共)政府によるアメリカでの「法輪功学習者に対する弾圧と嫌がらせ」に関与していたと述べた。

 2023年、陳軍と林峰はアメリカ国税庁(IRS)に神韻芸術団の免税資格を取り消そうとした。計画の一環として、彼らは国税庁職員と自称する潜入捜査官に現金5000ドルの賄賂を支払った。

 実刑判決に加え、陳軍には3年間の所外監視付きと5万ドルの罰金が言い渡された。林峰は9月に16カ月の懲役刑を宣告された。

 ユナイテッド・インターナショナル通信社(United Press International)は11月20日、「法輪功学習者への攻撃の陰謀罪で中国市民に有罪判決」という見出しで、法輪功迫害に関与した中共のスパイに判決が下されたと報じた。記事によると、陳軍(71)は、アジアの国(中共)の指示を受けて米国で法輪功学習者を迫害したことを認め、懲役20カ月の判決を宣告された。

 これに先立ち、陳軍の共犯者である、現在44歳のロサンゼルス在住の林峰は、今年7月に有罪を認め、彼らが中共の指示で神韻芸術団の免税資格を取り消す計画を企てたことを認めた。

 ワシントン州のニュースネットワークnbcrightnow.comは11月19日、71歳の中国人男性が米国で法輪功を攻撃する計画に加担したとして、火曜日に禁固20カ月の判決を受けたと報じた。

 2023年、陳軍と林峰は、法輪功が運営する神韻芸術団の免税資格をアメリカ国税庁から取り消させようとした。この計画の一環として、彼らは国税庁の職員と自称する人物に5000ドルの現金賄賂を支払った。この国税庁職員は実際には潜入捜査官であった。

 Hoodline.com ニュースは11月20日、未登録の中共代理人が法輪功弾圧計画において賄賂を贈ったとして20カ月の懲役刑を受けたことを報じた。

 記事によると、中国人男性の陳軍は、未登録の中国政府代理人としてアメリカ国税庁の職員に賄賂を贈ったことを認め、20カ月の懲役刑を受けた。カリフォルニア州チノに住む71歳の陳軍は、米国内の法輪功修煉者を標的にした陰謀に関与していた。

 2023年1月から5月にかけて、陳軍と共犯者である林峰は、中国(中共)政府の官員からの指示と資金提供を受けて、アメリカ国内で中国政府による法輪功弾圧運動を推進していた。

 陳軍は「法輪功を倒す」目的で、潜入捜査官に賄賂を贈ろうとした。その際の録音電話で、陳軍はこの目的を明確に述べており、この録音が証拠として採用された。

 9月26日、林峰は同じ裁判官により16カ月の懲役刑を宣告された。彼は賄賂を贈り、アメリカ国税庁の内部告発プログラムを操作し、神韻芸術団の免税資格を破壊しようとした罪で有罪判決を受けた。

 中共主導の計画を進めるために、陳軍は2023年5月14日、ニューヨーク州ニューバーグで潜入捜査官と会い、現金1000ドルの賄賂を手渡した。陳軍は、アメリカ国税庁の内部告発者への賞金の60%を渡すと約束し、さらに神韻芸術団の免税資格を剥奪する目的で、神韻芸術団の監査を行うために合計5万ドルを提供する意向を示した。

 法廷の記録によると、林峰は2023年5月18日、ジョン・F・ケネディ国際空港で賄賂の追加分として現金4000ドルを国税庁の捜査官に支払った。

 ニューヨーク南部地区連邦検事ダミアン・ウィリアムズ氏は声明の中で、「本日の判決は、米国の司法制度が、米国内で悪意ある国境を越えた弾圧を行おうとする者に責任を負わせることを示すものである」とアメリカの決意を強調した。

 ウィリアムズ検事は、言論の自由を抑圧し、米国内の中共批判者への嫌がらせを目的としたこのような行為は許されないと強調した。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/21/485272.html
 
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