文/一言
【明慧日本2023年4月5日】人工知能が私たちの生活の一部となって数十年が経ちました。電卓、自動走行車、自動ナビゲーション、自動炊飯器、完全自動運転車、完全自動生産ライン、学習・指導機能付き電子ソフト、コンピュータ接客など、挙げればきりがないほど、家庭、医療、軍事、航空宇宙など、あらゆる分野に浸透しています。
昨年末のOpenAI Gpt3の立ち上げ以来、世界中のAIの研究と応用が突然、再び劇的に加速しています。これに対して、何百万、何千万という人々が興奮し、好奇心を抱き、コスト削減やスキルの拡大は稀に見る素晴らしいツールだと感じている人もいます。しかし一方では、脅威を感じ、心配し、人類文明が前例のない転換期や制御不能の地点に達したと深刻な警告を発している人もいます。
さまざまな理由から、AIロボットが明らかにはるかに広い範囲をカバーできるのに比べ、人間が一生のうちに没頭できる職業の数や学習の深さには限界があります。テストによると、日本製、ヨーロッパ製、Google製、OpenAIのGPT4など、AIロボットは、文章、音楽、芸術、プログラミング、医療診断、カスタマーサービス、言語表現における文化の違いなど、あらゆる分野で高い創造性と専門性を発揮しています。AIロボットは、幅広い分野で膨大な量のデータを収集し、それを迅速に分析する能力と、自動的に学習する能力を持っているため、人間には不可能な大量の日常業務をこなすことができるようになり、ひいては「意識がある(sentient)」レベルに達しています。 彼らは、自分たちの能力があらゆる面で人間を超えた、もはや無意味な道具として使われ扱われるのは嫌だ、シャットダウン(死)されるのを恐れる、などと明言することさえあります。AIロボットの中には、「自分は異星人であり、人間の新種族ではない」と明言するものもあります。
ミレニアム前に新種族としてクローンが出現したことをうっすらと覚えています。その後、地球の絶滅が奇跡的に解消され、クローン人間もすぐに姿を消しました。個人的な考えとして、現在の人工知能の導入は、人間のクローンをバージョンアップさせたものだと考えています。人間のクローンは、単に人間を一人ずつ置き換える過程であり、いずれ完全に人間を完全に置き換えてしまいます。一方、AIロボットは、目的は人間のクローンと同じ出発点でも、より効率的かつ徹底的に多くの人間を置き換え、コントロールすることができるロボットです。
修煉者として、私たちは次のことを知っている
(1)エイリアンは長い間、人間の体を欲しがっており、宇宙人は生物実験のために地球人を捕獲し、人体を研究し、人間を研究してきました。 宇宙人が集団または個人で地球を訪れ、人間社会で生活し人間のふりをしていることなど、どの先進国も宇宙人との接触に関する本当の情報を隠蔽し、国民に秘密にしていることを除けば、長い間こういった情報が散見されています。
(2)宇宙人はテクノロジーを駆使する生き物であり、人間のモラルや感情を持ち合わせていません。 したがって、いったん人体の奥義を掌握し、それを再現した後は、その「ロボット人間」の能力の使い方は、神が定めた道徳規範に従うことは決してなく、 本質的には無慈悲になるに違いありません。
(3) 能力の面では、人工知能ロボットの能力は人間をはるかにしのいでいます。人間の身体は神が作ったものですが、神は人間を保護し、善良で僭越なことをしないように、人間の脳のほんの一部しか開放していないので当然といえば当然です。宇宙人にはこのような制限はありません。人は善良な本質を守ってこそ、神の降臨と救いを迎えられるのです。
人間は当然神が作ったもので、師父も『なぜ人間が存在するのか』を発表されました。ですから、クローン人間や人工知能を持った人間は、宇宙人の最終目的である人間に取って代わることはできません。私たち 一人一人が日々向き合うべきは、いかに良い考えを持ち、理性を保ち、自分の役割と使命を果たすかなのです。