江西省九江市の複数の法輪功学習者に不当に判決
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 【明慧日本2023年4月12日】江西省九江市当局は2022年の後半から複数の法輪功学習者(以下、学習者)を不当に連行し、起訴し、判決を言い渡した。消息によると、周美麗さん、呉歓歓さんに実刑判決を下し、劉俊華さん、童金瓶さんなどの学習者8人に対して裁判を行ったという。

 周美麗さんは今年66歳で、2022年6月11日に法輪功迫害の実態を人々に伝えたとして西二路派出所によって連行され、拘禁され、同年11月に裁判所に懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。中国共産党による法輪功への20数年にわたる迫害の中で、周さんは何度も連行され、拘禁され、3回にわたって労働教養を強いられ、2回の実刑判決を言い渡され、計13年間拘禁された。娘は母の再度の懲役を耳にしたとき心が折れてしまった。真・善・忍を堅持してなぜ悪いのか?

 呉歓歓さんは2022年8月14日に濂溪区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)により連行され、その後懲役3年8カ月の実刑判決を言い渡された。呉さんのまだ幼い子供は母親が帰って来るのを楽しみに待っている。早く帰って善悪の報いについての話しをしてあげてほしい。呉さんは法輪功を修煉した後、親を思う心と、他人を気遣う心をより深く持ち、周りの人々に温かさをもたらし、利害を気にせず清々しい心で生きていくようになった。これほど優秀な若い学習者が江西女子刑務所に拘禁されることは考えられない。

 江西女子刑務所は生き地獄で、法輪功学習者に信念を放棄させるために手段を選ばず、残酷な拷問を行っている。汚い言葉で罵り、酷く殴打し、激しい太陽の真下に晒し、長い期間にシャワーや風呂を禁止し、水で刑罰し、凍えさせ、独房に閉じ込め、五馬分体し、様々な姿勢の手錠と足枷を嵌め、唐辛子の汁を強制的に口に注ぐ、不明な薬を飲ませる、縛り付ける、睡眠を剥奪し、洗脳し、奴隷のように働かせる、家族との面会の権利を剥奪するなどの様々な拷問がある。 

中共监狱酷刑:抻床(“五马分尸”)

中国共産党による拷問:五馬分体

 劉俊華さんは大学生で、2022年8月に濂溪区の国保の警官らに連行され、拘禁され、留置場でずっと断食して迫害に抗議していた。2年前、裁判所によりオンライン開廷された。劉さんの父母は2人とも大学の教師であり、常に法曹界の公人らに「罪を認めず態度が悪い。懲役7年の判決を下すぞ」とずっと脅かされていた。

 童金瓶さんは2022年6月に瑞昌市の公安と派出所の警官らに連行され、今年1月13日に開廷された。法廷で、裁判官に「法輪功を放棄しないと重刑にかける」と脅かされたが、童さんは拒否した。先日、家族は当局から電話を受けた。童さんは糖尿病と高血圧の症状が現れており、現在九江八里湖病院に拘禁されているという。童さんはずっと健康だったが、連行され迫害されて1年のうちにこんな酷い状態になった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/2/458387.html)
 
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