——真実を知った市民「あなたたちは美しいことを行っています!」
【明慧日本2023年4月24日】1999年4月25日、北京で1万人の法輪功学習者(以下、学習者)が平和的に陳情したことを記念して、米シカゴ地区の一部の学習者は4月15日、シカゴの中国領事館前で集会を開催した。過去24年間、この日を記念する集会が毎年開催され、平和的かつ理性的に迫害に反対することを通じて、より多くの人々に法輪功に関する真実を伝えている。
「4.25」平和陳情から24周年を迎える。4月15日、シカゴ地区の学習者が中国領事館前で集会を開催した |
通りすがりの人々に資料を配布 |
中共による法輪功への迫害の実態を市民に伝える |
1999年4月25日、約1万人の学習者が自発的に北京の国務院書簡陳情所に集まり、天津で不法に逮捕された学習者の解放、法輪功書籍の合法的な出版許可、および学習者に合法的に煉功する環境を与えるよう平和的に陳情した。当局は連行された学習者を解放し、この問題は円満に解決した。これが、中国国内外に衝撃を与えた「4.25」平和陳情だ。
この事件は、国際社会から「中国史上最大かつ最も平和で理性的な人権を守る陳情」と評価されているが、当時の中国共産党(以下、中共)の党首である江沢民は、「3カ月で法輪功を消滅する」と公言しただけでなく、同年に違法組織「610弁公室」を立ち上げ、その権力で学習者への非人道的迫害を開始した。
集会で、学習者の杜さんは、「20数年経ちましたが、学習者は、『4.25』の陳情で表した平和と善良の精神を継承し、暑さや寒さにも負けず、中共の悪しき迫害を恐れずに、中共の虚言にだまされた人々に目覚めてもらうため、巨大な圧力に耐えながら人々に真実を伝え、真・善・忍の価値を伝え、より多くの人々に支持されています」と語った。
ベトナム人学習者「より多くの人に真実を理解してもらうことを望む」
セイバー・ファムさんは、ベトナム系の学習者である。 彼女は、家族が法輪功の修煉によって心身ともに恩恵を受けたことをきっかけに、法輪功を修煉するようになったという。ファムさんは、修煉する前はとてもせっかちな性格で、態度の悪い客にはすぐに接客するのを諦めていた。しかし、修煉後は法輪功が教える真・善・忍の理念を守り、仕事の困難を解決しやすくなり、顧客も彼女に満足するようになったという。
ファムさんは、中国領事館前の活動に参加できたことに喜びを感じ、法輪大法の素晴らしさを伝え、中国で起きている学習者への迫害について伝える機会を大切にしているという。「みんなが真・善・忍を学べば、世界はもっと良くなります」と話した。
中国領事館の向かいに立つファムさんは、「より多くの人々に真実を知ってもらうことを望みます」と言った。
中国領事館前の活動に参加したファムさん |
真実を知った人々「あなたたちは美しいことを行っている」
穏やかで平和的な集団煉功は、通りすがりの多くの人々を惹きつけた。 多くの通行人は、情報満載のパネル資料に引き付けられ、学習者から詳しく話を聞いて、「中国共産党を終わらせよう」の請願書に署名をした。
レイチェル・ウィリアムさんは、法輪功のことや、迫害されている事実を教えてくれた学習者に感謝を表し、「あなたたちは美しいことを行っています!」と称賛した。
また、アヤ・ズビさんとアンガ・メンドーサさんは、法輪功が受けている迫害を始めて知ったと言い、迷わず「中国共産党を終わらせよう」の請願書に署名をした。彼女らは、「このような迫害はあってはならないことです。 自由な国の人々と同じように、誰でも自由に煉功ができ、座禅する権利があるはずです」と話した。
イラン出身のナスタランさんは、学習者が煉功する前を通り過ぎた時、緩やかな音楽に包まれた学習者たちの穏やかな姿と、残酷な迫害の真実を目の当たりにして、とても強い明暗の差を感じたという。彼女は、中国で迫害されている学習者に心を痛め、真理のために立ち上がる学習者の努力をとても応援しているという。
学習者と記念撮影するプレナ・シャルマさん |
シカゴ在住の精神科医であるプレナ・シャルマさんは、中共による法輪功への迫害を初めて知り、その真実に衝撃を受け、「中共による法輪功への迫害の真実は、人々が知るべき重要なことです」と話した。そして、学習者と記念撮影をして、学習者への支持を明らかにしたいという。
学習者と記念撮影するサイモン・ジョーンズさん(左2)と、リー・ジョーンズさん(左3)夫妻 |
オハイオ州のシモン・ジョーンズさんとリー・ジョーンズさん夫妻は、甥のジェレミーさんの学術発表会に出席するためにシカゴを訪れた。 ジョーンズさん夫妻は学習者のために自分たちが何ができるのかを尋ね、多くの人に真実を知ってほしいと学習者は答えた。