【5.13応募原稿】を読んで日本人学習者が比して学び比して修め、さらに精進する
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文/日本の法輪功学習者

 【明慧日本2023年6月21日】明慧ネットが毎年開催する「5.13世界法輪大法デー作品募集」では世界各地の法輪功学習者から応募原稿を集めている。ネットでの交流の場は大型法会となり、どの文章も学習者一人ひとりが歩んできた修煉の道である。中には法輪功に出会い、健康回復の喜びがあふれている人もいれば、トラブルに遭った時、執着心を見つけ、取り除いていく過程を書き綴った人もいる。

 これらの物語は、法輪功が根本から人を変えることができることを実証し、修煉のさまざまな段階にいる学習者にとって、非常に参考になり、比して学び比して修めてさらに精進する励ましになった。

 内に目を向ける姿勢と法輪功に対する信念はより精進できる根本

 高瀬好恵さんは、仕事とシングルマザーという過酷なプレッシャーに押しつぶされ、自律神経失調症、不安障害になり、漢方医の治療を受けていたところ、その医師に勧められて法輪功を学び始めた。自信がなく心が弱かった高瀬さんは、法輪功を学ぶことで自分を信じる力がつき自信を取り戻し、心を広くすることができるようになったという。

 『アメリカの学習者「もうひとつの窓が開かれた」』という文章が印象的だったという。文章には 「私の身体は今も定期的に浄化の過程を経験しています。主に頭痛、熱、身体の痛みを通じて現れます。これは通常週末や休日に起こりますので、私の学習や仕事には影響がありません」と書かれている。

 高瀬さんは「筆者は法輪功に出会う前ひどいアレルギー症状に悩まされていましたが、修煉を始めてからアレルギー症状が消えました。身体に現れた表面の状態に動じることなく大法が自分に与えてくださった恩恵、法を真に信じているからこそ出てくる正念の表れだと思い勇気をもらいました」と述べた。

 「精神科医の医師である筆者は法輪功の心性基準に則って患者に接し、仕事を熱心に行い患者を良い状態に導いていました。しかし、他の医師の嫉妬から筆者は退職へと追い込まれ家のローンと幼い子供3人を抱えた状態で突然職を失ってしまいました。普通ならこの状況下で恨み、焦り、絶望を抱くと思いますが、筆者は冷静に受け止めネガティブな考えはありませんでした。その後良い職場に移り、良い仕事、より良い修煉環境を切り開いています」

 「恨む心や闘争心を取り除き、患者への善意を忘れず法輪功の基準で自分を律していたからこそ関を乗り越え『もうひとつの窓が開かれた』のだと思います。筆者のどんな時も外ではなく内に目を向ける姿勢と大法に対する信念に感銘を受け、より精進することに対する根本的な部分を気づかせてくれました」と感想を述べた。

 如何なることが起きても相手の善の部分だけを見るように

 佐々木正恵さんは2011年、知人に誘われてある煉功に行き、そこで見た光景は以前と全く同じだったという。実は、その8年前、法輪功に縁があり、別の場所の煉功場に行って煉功をしていた。仕事が忙しくなり、いつの間にか足が遠ざかっていった。以前と変わりなく全く同じだったので、佐々木さんはこれは本物だと思い、続けることを決意したという。

 長年、夫に対して怨恨心を持っていた佐々木さんは法輪功を学んでから、それを取り除くことができ、夫も変わってきて家庭内が明るくてなり、穏やかに過ごせるようになったという。佐々木さんは「最近、毎日のようにいろいろことが起きています。それは私にとって大きなことがらだったり、小さなことだったり、それは全て師父からの按排だと感じています」と話した。

 続いて「文章『日本の学習者:嫉妬心を取り除き、喜びに満ち溢れる』の中で、筆者が『無意識のうちに他人の話を聞かなくなりました』とあります。私も同じような所があると感じました。以前から、プロジェクト内の同修としっくりいかないことがあり、いつも気が重くなっていました。 筆者は『トラブルの中にいると、私は冷静さを保つことができなくなりました。以前は強く我慢する方法で問題を解決していたのですが、それはもはや崩れ落ちてしまいました』と書いています。私自身、全くその通りで、同修とのトラブルの中、何か言われても心の中で考えていることがあっても口には出さず、強く我慢してきました。 すると少し経つと、そのトラブルはまたやって来るのです」と述べた。

 「最近その同修が『ここは、このようにしたら良いのでは?』と言ってきました。私は、またこの同修は人に対して上から目線でものを言うと思い、内心は不平に思い『私は、このようにしたら良いと思ってやっているよ』と言ったのですが、私のこの心は、一体何なのか分かりませんでした」

 文章に書かれた、「当時、私は自分の内心の不平が嫉妬心から来ていることに気付いていませんでした」を読んで、佐々木さんは「そうだ、これは嫉妬心なのだと気付き、私はこの良くない心を取り除きました。 翌日、その同修は何事もなかったかのように優しい言葉をかけてきました。良くない心を取り除いた私は、そうだ、これからは、如何なることが起きても相手の善の部分だけを見るようにしよう! と思いました。いつ、何があっても、心を平静に保つことが肝要で、今回起きたことは必然だったのだと思いました。一つ一つ良くない心を取り除き師父と共に元の家に帰ります!」と語った。

 修煉は本当に芯から、根本から人を変える

 落合輝さんは父が偶然仕事上の知り合いからもらっていた『轉法輪』を、気功に興味を持っていた小学生の自分に譲ってくれたのが法輪功を始めたきっかけだという。「法輪功が自分自身を変えることを教えてくれたので、人生の中で出会う困難、重圧などは自分を成長させる機会として、前向きに向き合えるようになりました。また、自分が良い人間に近づくと周囲の接し方も自ずと良くなることを経験できました」と話した。 

 「『日本の学習者:嫉妬心を取り除き、喜びに満ちあふれる』を読んで、筆者の生い立ち、つまり親から多く褒められるうちに嫉妬心が大きくなり、自分は他人より優れているという過大な自己評価をするようになったというのは、私にとってまるで自分のことが書かれているかのようでした。筆者は法を得て長い間、表面的に我慢して抑えることにとどまっていましたが、結婚生活の中でその修煉方法は続かなくなり、遅れて法を得た夫の体得したことと自分の修煉状態の差を認識したことで、はじめて自身の根本にある嫉妬心、人と比べて自分を不公平だと思う心を取り除き始めました」

 「夫をはじめとして同修に助けられつつ修煉していることに気付き、相手の良い点を素直に見られるようになり、心から相手のために喜べるようになった過程、その時の筆者の喜びを読んで、私は人が根本から変わることの素晴らしさに感動しました。筆者は嫉妬心から抜け出すことで、強いて我慢することもなく、自然と相手を認める言葉を口にし、その瞬間に心からの笑みを浮かべました。この体験談は私に、修煉は本当に芯から、根本から人を変えることだと思い知らせてくれました。私はまだ嫉妬心にとらわれていると感じていますが、筆者が共有してくださった体験に励まされ、本当に自分を変えたいと思います」と感想を述べた。

 1人でも多くの生徒に真・善・忍の素晴らしさを伝える

 藤田真知子さんは、煉功場のチラシがポストに入っていたのを見て、娘と二人で参加したのが、法輪功を学び始めたきっかけだという。はじめに、娘の身体がすぐに良くなり、藤田さんもいつの間にか、気になるいくつかの病気が消えており、薬を全く飲まなくなったという。

 現在、小学校の非常勤講師として勤務している藤田さんは、『真善忍が生徒を変えた』という文章に深い印象が残ったという。実は、藤田さんもかつて中学校で勤務したことがあり、中国と同じように進学に向けて成績向上に力を入れていた。当時、校内はかなり荒れていた。窓から椅子や机が落ちてきたり、窓やトイレが壊されたり、職員室に1人の時は身の危険があるので、中から施錠するように言われたという。藤田さんは「無理だと判断して、私は中学校から小学校に変わりました」と話した。

 「文章の中の先生は生徒を我が子のように愛し、法輪功の法理をもとに真・善・忍を伝えていました。成績ではなく彼らの成長を一番に考え接していたので、生徒たちはいつも心が穏やかで、他人を思いやる心が育ち、法輪功から恩恵を受けていたのだと思います」

 「この先生はよく中国の伝統文化から、賢者の話を聞かせ、真の道徳教育をされていました。微妙で揺れ動く、青春期のまっただ中で、純粋な本来の心をとり戻せたのは、真善忍の重要性を理解することができたからだと思います。また中国では放課後、教室が塾になり、お金を稼ぐ先生がほとんどで、学校内では黙認されています。しかし、この先生はそんなことは一切せず、どのクラスよりも成果をあげており、理想的なクラスを運営しています。生徒を成績で差別することなく、見捨てることなく、一人一人を大切にし、法輪功にそった生き方を心の底から伝えた先生だから、皆が等しく恩恵を受けることができたのだと思います」

 「一人の先生の信じる真・善・忍がここまで生徒を変えることができるとは、本当にすごいことだと思います。この文章を読んで、机を蹴って教室から出て行った生徒を思い出すと、法輪功を学んでいたら、もっと彼の心に寄り添うこともでき、私自身が内に向けて考えることができたと悔やまれてなりません」

 「一人の先生から真・善・忍を教えてもらった人は、かけがえのない機縁で結ばれた生命の一人であり、一生の道しるべとなるはずです。私も常に心から真・善・忍を実践していこうと決心しました」

 「この先生の近くにいる子どもたちは、正しい道を歩み、他人に優しく、前向きで純粋な心を持ち続けることができるでしょう。私もどんな状況が目の前に現れても、真・善・忍で自分を律し、一人でも多くの生徒に伝えていかなければならないと思いました。『真』とは真実のことを話し、嘘偽りのないこと。『善』とは人を思いやり、穏やかな心で、他人にも自分にも優しいこと。『忍』とは苦しいことも、ポジティブに、前向きな自分に。これこそが今の自分と生徒に必要不可欠なことです」と語った。

 これからも明慧の修煉体験を多く読み精進する

 長谷川こずえさんが法輪功を学び始めたきっかけは、13年前に地元の市の広報に掲載されていた気功無料教室に参加したことだという。その時患っていた、坐骨神経痛、貧血、心臓肥大、リュウマチ、バセドー氏病、乳がん(良性)、不正出血がすべて完治した。「師父は私の汚れた体を修煉できるように浄化してくださいました。真善忍に則って生きる道を教えていただき、さらに神になるための梯子をかけてくださったことに感謝しています」と話した。

 「『日本の学習者:嫉妬心を取り除き、喜びに満ちあふれる』を読んで、筆者は『関門を乗り越えることを生活の苦難として扱っていた』という同修の言葉は、苦しみを取り除くために修煉をしていた以前の私の状況と似ていると思いました。私も筆者と同じように何かトラブルが起きると表面的にそのトラブルを解決していました。筆者は『真の忍とはトラブルを解決することが目的ではなく、それは有為である。 心に波紋がなく、如何なる外的条件にも動じないことこそ、修煉者の忍の状態にあるべき』と悟っています。 私も修煉とは不安の要素を解決することではなく、その事の本質を見極めてその執着を取り除くことだと思います」

 「また筆者は『修煉の道で自分に難関の機会を作り出す同修たちや常人たちが背負っているのは何なのかということが分かりました。師父は私たち弟子一人ひとりに天に登るための階段を用意してくれています。その階段の一段一段は、私たちが関門の通過に手を貸してくれる人たちなのです』と語っています。この筆者の関門に対する悟りはとても参考になりました。今後どのようなトラブルにあっても、一段一段の関門通過に手を貸してくれる人たちに感謝することができます」

 「筆者は最後に『何度も挫折しながらも師父が弟子を見守り、諭し悟らせてくださることで、私はようやく嫉妬心から抜け出すことができ、少しずつ心性が高まりました』と書いています。この言葉から打ちのめされても諦めないことが大切だと思いました。この体験を書いてくださった同修に感謝します。これからも明慧の修煉体験を多く読み精進してまいります」と話した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/6/19/462133.html)
 
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