【明慧日本2023年6月25日】米国カリフォルニア州サンディエゴの法輪功学習者(以下、学習者)は5月7日、5月13日の「世界法輪大法デー」と法輪功創始者・李洪志先生の誕生日を祝い、サンディエゴ郡庁舎前の臨海公園で集団煉功と、法輪功迫害の実態を伝えるイベントを開催した。また、サンディエゴ郡は5月13日を同市の「法輪大法デー」と宣言した。
5月7日に行われた世界法輪大法デーと李洪志先生の誕生日への祝賀 |
臨海公園での集団煉功 |
サンディエゴ郡が「法輪大法デー」を宣言
サンディエゴ郡監督委員会のジョエル・アンダーソン氏は、法輪大法デーに褒賞を贈った。褒賞の中で「世界で7,000万人が法輪大法を修煉しており、40の言語、70以上の国に広がり、これは世界における影響を物語っています。中国共産党による迫害を受けているにもかかわらず、法輪功学習者は辛抱強く坐禅と煉功をし続け恩恵を受けています。そして修煉を通してより集中することができ、より賢明になり、心身が一体となっています」と述べている。
アンダーソン・オフェスの主任マギー・スリーパーさんがイベントに出席して褒賞を贈呈した。
サンディエゴ郡監督委員会のジョエル・アンダーソン氏に代わり、アンダーソン・オフェスの主任マギー・スリーパーさん(中央)が褒賞を贈呈 |
法輪功迫害の真実を伝えるパネルを展示し、人々に法輪功について説明する学習者 |
当日、多くの通行人が、学習者の煉功とパネルの説明を見て、真・善・忍のメッセージは今世界が必要としていると言った。
地元の自然療法クリニックで理学療法士をしているジュリー・ブラウンさんは、法輪功のことを聞いたのは今回が初めてだったが、法輪功学習者が坐禅している姿や、展示資料に書かれたメッセージを見てすぐに気に入ったという。「とてもポジティブで、エネルギーに満ちていました」と話すブラウンさんは、法輪功についてもっと知りたい、煉功場に行って功を学びたいと言った。
中国系の新しい学習者「やっと家に帰る道を見つけた」
中国系の鄭さんは、この日の祝賀イベントに参加し、他の学習者と一緒に李洪志先生の誕生日を祝った。彼女は、法輪功の修煉を始めたのは数カ月前だと言い、「私はアメリカに長い間住んでいて、多くの時間を無駄にしました、もっと早く法輪功に出会えたらよかったのに」と話した。
鄭さんの話によると、何年も前、近所に学習者がいて、迫害されて米国に移住したという。その学習者から「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と唱えるようによく言われた。鄭さんは、「子供の頃から神を信じていたので、すべてを受け入れました。しかし、私たちは中国ではみんな洗脳されていたので、真剣に受け止めていませんでした」と言った。
今年、神韻芸術団の公演を観賞した鄭さんは、『轉法輪』を購入し、真剣に勉強したという。
「私は舞踊が好きで、神韻は何度も観ました。今年も観に行きました。神韻を観ているとき、なぜか涙が止まらなかったのです」と鄭さんは話す。
鄭さんは、「私は当時、胃が悪く、足腰も硬かったのです。しかし、その夜ベッドに入ると、頭の先からつま先まで全身に電気が走ったように感じたのです。翌朝起きると、背中に激痛が走り、起き上がることができませんでした。知り合いの学習者に電話したら、大丈夫、ゆっくり起き上がれば治りますと言われました」
「そして私はゆっくりと起き上がり、本当に何もなかったのです。 夜にはダンスにも行ったのですが、腰はまったく痛くなかったです」。「私はとても不思議に思いました。 私はただ煉功を真似ただけで、こんなに不思議なことが起きている、すごい! と思いました」
翌週末、鄭さんはバ・ボア公園の煉功場で行われる集団煉功に参加することにした。しかし、その日、彼女は車を走らせながら、「あちこち回ったのですが、場所がわからず、見つけるのに1時間かかりました」という。
「公園を見つけたとき、涙があふれてきて、やっと自分の家に帰る道を見つけたと思いました!」。この日、坐禅をするとき、足が痛かったが、いきなり足が組めるようになったという。 「だから、私はますます信じるようになり、もし本当に本に書いてある通りなら、私は家に帰る道を見つけたのです」と鄭さんは興奮して語った。
夫婦で法輪大法の修煉を始め、人生の方向性が定まる
ゲイリー・リンさんと妻のケイ・ユン・グエンさん |
サンディエゴの非営利法律センターで財務・管理部長を務めるゲイリー・リンさんと妻のケイ・ユン・グエンさんは、2020年に法輪大法の修煉を始めた。この3年間を振り返って、リンさんは、最初は妻が法輪功の修煉を始め、妻と一緒にいる時間を増やすため、修煉を始めたという。しかし今では、「激励と啓発を受け、私は学び続けたいと思いました」と言った。
グエンさんは、自分の人生において、自分を信じさせてくれる何かを探していたという。彼女は仏教を信じるベトナム人の大家族に生まれ、親戚の何人かは僧侶か尼僧で、彼女の父と先祖たちはベトナムにいくつかの寺院を建てた。しかし、彼女は仏教を信じる人々の中に、まだお金のことを考えている人がいるのを見て、仏教に入門しなかったという。
アメリカに来た彼女は、夫について教会に行き、ベトナム語の聖書を読んだ。しかし、それも自分が求めているものではないと感じ、仏教もキリスト教も 「私の心を動かすことができず、私の疑問に答えてくれませんでした」という。
グエンさんは、2017年に夫と神韻の公演を観たとき、彼女はふと40年以上前に見た夢を思い出し、神韻公演のシーンが夢に出てきた美しい天女たちを思い起こさせたことに驚いたという。しかし、さまざまな理由から、彼女が修煉を始めたのはそれから3年後のことだった。
「私が『轉法輪』を拝読したとき、私は震えました。神様、世の中にはこんな本があるのですね!」。 彼女は、『轉法輪』に書かれている執着心と宇宙の時空に関するすべての論述に非常に敬服したという。
彼女は、「初めて師父の説法を聞いたとき、すぐにとても高い法理だと感じました」と語る。 彼女は、法輪大法は自分が一生ずっと探し求めていたものであり、やっと見つけた今、自分の人生の方向性が定まったと感じたという。
リンさんは妻の変化に気づき、こう言った。「彼女が修煉を始めて、とても集中していたので、私も興味が湧いてきて、彼女ともっと一緒にいたいと思いました。だから、私は一緒に修煉しようと思いました」
リンさんは、キリスト教の教会にずっと通っていたが、しかし、教会の現状では親密感が欠けていると感じているという。「私は『轉法輪』を拝読し始めたとき、人間社会における道徳の衰退、誰もが敵であるとする人類が、間違った方向に進んでいるというこの本の話に深く共鳴しました」と話す。
リンさんは大法を学んでから、自分自身の変化に気づいたという。「私は物事に対する見方がよりはっきり見えるようになり、物事に対する反応も変わりました。他人と付き合う中で、私は包容力がでてきて、 『轉法輪』で述べられている、人からひどい扱いを受けても一笑に付するだけといったような話があり、今ではこのようにしています」
「私はもう小さなことを重く見ないようになりました。私は自分の道徳的な修行を重視することが分かり、真・善・忍の原則に基づいて修煉することが、最も重要だとわかりました」とリンさんは語った。