反迫害24周年 ブラジル・サンパウロの法輪功学習者が記念活動
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 【明慧日本2023年7月30日】法輪功学習者(以下、学習者)が平和的に迫害に反対してから24年目あたる2023年7月20日、ブラジル・サンパウロ市の学習者は中国領事館とリベルダージュ地区で活動を行った。

 7月20日の午前8時半から10時までの間、2人の学習者が中国領事館前に入場するために並んでいる人々にチラシを配り、説明した。法輪功が迫害されている実態に関心をもって質問をしてくる人もいた。

 サンパウロのリベルダージュ地区で、学習者たちは通行人に法輪功を紹介し、中国共産党(以下、中共)による迫害事実を伝え、中共が真・善・忍を修める人たちを残酷に弾圧していることを明かした。この活動は人々の関心を集め、道行く多くの人が詳細を知りたがった。

'图1~2:二零二三年七月二十日,巴西法轮功学员在圣保罗举办了讲<span class='voca' kid='62'><span class='voca' kid='62'>真相</span></span>活动,告诉人们中共对法轮功的迫害。'

サンパウロで、中共による法輪功迫害を伝えるブラジルの学習者

'图3:法轮功学员在教一位妇女(右)学习<span class='voca' kid='86'><span class='voca' kid='86'>功法</span></span>。'

女性(右)に功法を教える学習者

'图4:二零二三年七月二十日,法轮功学员在中国驻圣保罗领事馆前和平请愿,呼吁制止迫害法轮功。'

中国領事館前で、法輪功迫害の停止を平和的に訴える学習者

 リベルダージュ地区は東洋地区とも呼ばれ、サンパウロの中心部に位置し、独特の文化的雰囲気を持つ。ここは多くのアジア人が住んでおり、大規模な日本人街もある。

 活動当日は、学習者が展示パネルを設置し、法輪功が1990年代初頭に中国で広まったことや、1999年以降の中共による法輪功学習者への迫害について伝えた。また、5式の功法(気功)も実演した。穏やかな煉功の音楽と優美な屈伸の動きは、道行く人々の注意を引き、次々に足を止めて見ていた。

 これと同時に、一部の学習者は、法輪功を紹介するチラシを配ったり、法輪大法のメッセージが書かれた蓮の花の飾り物を配ったりした。

 多くの人は状況を理解しようと、自ら詳細を尋ねに来た。一部の人は、中共が法輪功学習者に対する迫害、特に生体臓器摘出について、さまざまなソーシャルメディアを通じてすでに知っていると述べた。通行人も学習者から手渡されたチラシや小冊子を受け取り、家に帰ったら精読すると言った。

 通りすがりの歯科医のヘリオさんと彼の妹は、長時間展示パネルを読んでいた。ヘリオさんも様々な気功や太極拳を練習していたので、法輪功にとても興味を示した。妹は、蓮の花のキーホルダーと迫害の実態を説明した資料を複数受け取った。今回の活動が反迫害24年目と知ったヘリオさんは「あなたたちの努力に感謝します」と学習者を励ました。

 福音派の男性は、ブラジルの共産主義についてよく理解していると述べ、入念にパネルを見てから、「これはとても重要なテーマだ」と言った。学習者が中共による迫害について説明した後、彼は「中共が政権を握る前の中国に戻ってほしい」と話した。

'图5:二零二三年七月二十日傍晚,学员们在圣保罗亚洲区利伯达德举行烛光夜悼。'

夕方、リベルダージュ地区でキャンドル追悼を行う学習者

 日没後、学習者は迫害の中で命を失った中国の法輪功学習者をキャンドルライトで追悼した。キャンドルナイト活動は多くの通行人の注意を引き、足を止めて、パネルや学習者が掲げた看板を見ていた。多くの人は心を打たれ、活動を動画や写真に収めていた。

 2人の娘を連れたある女性は、活動現場の前を通り過ぎる際、真剣に見ており、学習者の話を聞いて詳細を知った。娘たちは「多くの人に、あなたたちが伝えている信仰の自由に関する情報を分かってほしい」と語った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/7/24/463351.html)
 
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