旧暦の大晦日 日本の法輪功学習者が中国領事館前で迫害停止を呼びかける
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 【明慧日本2025年2月2日】中部地区の一部の法輪功学習者(以下、学習者)は2025年1月28日の旧暦大晦日、名古屋の中国領事館前に集まり、午後11時から翌朝1時半まで平和的な抗議活動を行った。また同日、熊本地区の学習者も福岡の中国領事館前に集まった。学習者たちは「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍」、「SOS 法輪功への迫害を停止」といった横断幕を掲げ、中国共産党(以下、中共)による法輪功への26年にわたる迫害の停止を要求し、一般市民に共に迫害を終わらせようと呼びかけた。

名古屋・中国領事館前で平和な抗議活動を行う中部地区の一部法輪功学習者

福岡・中国領事館前で平和な抗議活動を行う熊本の法輪功学習者

 同じ日の昼間、北海道札幌市の一部の法輪功学習者が毎年、札幌の中国領事館前で「停止迫害法輪功(法輪功への迫害を停止せよ)」と中国語で書かれた横断幕を掲げ、平和的な抗議活動を行った。冬の屋外ということもあり、学習者の行動は通行人の関心を引きつけた。歩行者の中には立ち止まってじっくりと見ていく人もいれば、運転の速度を落として横断幕に注目したドライバーもいた。

图4:北海道札幌市法轮功学员在札幌中领馆前和平抗议

札幌・中国領事館前で平和な抗議活動を行う北海道の法輪功学習者

 このような平和的な抗議活動は、迫害が始まって以来、日本各地で毎年続けられている。学習者は、迫害が終わるその日まで活動を続けると表明している。タン(Thanh)さんはベトナムから来た学習者で、彼はこう語った「今日は大晦日です。正念を発するために中国大使館前に来ました。中国共産党政権による学習者に対しての迫害を直ちにやめるよう望んでいます」

 大晦日の日は、通常、家族が一緒に過ごし、団らんを楽しむ時である。しかし、1999年7.20以降、中国本土の学習者たちは、家族とともにその時間を過ごす自由を奪われ、中共によって不当に拘禁され、暗く冷たい刑務所で命が危険にさらされている。

 夜が深まり、熊本の福岡中国領事館前では、昼間の雨が冷たい雪へと変わり、雪が横断幕や学習者たちの肩に降り積もった。雪と風の中、点々と灯されたろうそくの明かりと目立つ横断幕、プラカードが多くの通行人や車の関心を引きつけた。

 長年にわたり、中国領事館前で迫害に反対する活動を続けてきた1人の学習者はこう語った。「中共は法輪功に対して全面的に誹謗中傷を行い、真相を知らない人々を騙し、法輪功への憎悪を煽っています。その結果、正邪が逆転し、善悪の区別がつかなくなってしまいました。中共が法輪功への迫害を長期間続ければ続けるほど、人々の心はますます悪くなり、社会はますます腐敗堕落していきます。私たちはここで25年間、迫害に反対する活動を続けてきましたが、呼びかけているのは、中共の法輪功に対する迫害を止めることだけではなく、人々の良心と善の心を呼び覚まし、真の人間らしさを取り戻し、最も基本的な人権を守り、世界の平和を守ることなのです。この迫害が早く終わることを願っています」

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/1/30/490054.html
 
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