【明慧日本2024年1月4日】年末年始、旧年が去り新年を迎えるこの時期は、本来なら家族で一緒に楽しく過ごす日であるはずである。しかし、中国では、依然として多くの法輪功学習者(以下、学習者)が真・善・忍を信仰しているために、不当に拘禁・迫害を受けており、家族と再会することができない。
2023年12月31日の大晦日、関東地方や名古屋市、札幌市の一部の学習者が、それぞれ中国駐東京大使館や中国領事館前で平和的な抗議行動を行い、中国共産党(以下、中共)に対し、法輪功に対する長きにわたる迫害を停止し、不当に拘禁されているすべての学習者を釈放するよう呼びかけた。
学習者が中国駐東京大使館前で平和的な抗議行動を行った
大晦日に大使館前で平和的な抗議行動を行う関東地方の一部の学習者 |
中国出身の鞍貫裕子さんは「私は1999年4月13日に修煉を始めました。中共が法輪功を迫害し始めた後、私は毎日大使館前で平和的な抗議を行っています。もうすぐ25年になります」、「中共は今でも法輪功を迫害し続けており、迫害が止まらない限り、私たちも(抗議を)止めません」と語った。鞍貫さんは、毎日大使館前に着いたらまず周りのゴミをきれいにし、警官はそれを見て感動している、と語った。
近くの公園で煉功するドゥオンさん |
ベトナム人学習者のドゥオン・スゥー・ハン(Đương Thu Hằng)さんは「私は2020年に法輪功を学び始めました。その時、学習者たちが煉功する動作が軽快で穏やかだったので、試してみたくなりました。修煉した後、私は以前のように怒ったり不満を言ったりしなくなりました。大法は私を変えてくださいました。夫は私の変化を見て、師父の説法を聞き始め、修煉を始めました。これだけにとどまらず、私は友人や同僚との関係も良くなりました。修煉の機会を与えていただいた、師父に感謝申し上げます」と語った。
大使館に抗議しに来たドゥオンさんは、中共が学習者の臓器を強制摘出し売買している行為は極めて残虐である、と語り、事実を皆に伝えて共に中共の迫害を止めたいと語った。
学習者が名古屋中国領事館前で平和的な抗議活動を行った
大晦日に名古屋市で昼夜2回連続して中共の迫害に抗議 |
名古屋市では、午前中と午後の2回に分けて、中国領事館前で連続して中共の迫害に抗議した。静岡県から来たナン(Nhâm)さんは「妻が初めて日本に来て、中国領事館前での平和的な抗議活動に参加した時、彼女は、誰もが友好的で、深夜でも警察が私たちを守ってくれていることに気づきました。私の妻は、このことにとても感動しました! 私たちは、この迫害が一日も早く終わることを願っています。中国の人々が、世界中の人々と同じように、自由に法輪功を修煉できるように願っています」と語った。
ナンさんの妻は「天気が寒く、気温は7〜8度で、小雨が降っていますが、私は一人一人の顔に表れた、平静な表情(訳注:動揺がなく落ち着いている表情)と、中国でのこの残酷な迫害を早期に終わらせたいという願いを見ました」と語った。
ベトナム人学習者のディン・ヴァン・タン(Dinh Van Thang)さんは「今日は初めて抗議活動に参加しました。この不当な迫害が一日も早く終わることを願っています。世界中の人々と各国政府に、中共の流氓性(訳注:法や秩序を無視する性質)、残忍性、欺瞞の本質を認識してほしいと思います」と語った。
学習者が札幌の中国領事館前で平和的な抗議行動を行った
大晦日に札幌中国領事館前で抗議する北海道の一部の学習者 |
12月31日の大晦日、風雪の中、北海道の札幌と小樽の学習者も中国領事館前で正念を発し、煉功を行った。そして、善良な人々に、中共の迫害を共同で阻止するよう呼びかけた。