【明慧日本2023年8月30日】(スイス=明慧記者・高思羽)遠くから金色の横断幕に英語で「法輪大法は素晴らしい」と書かれた文字を見て、音楽教師のマリアさんは急いで資料を配布している法輪功学習者(以下、学習者)のところにやってきた。どこで彼らを支援するための署名ができるかを尋ねた。そして彼女は持っていた荷物を置いて、署名用紙を手に取り詳しく読み始めた。
8月12日、スイスのサンクト・ガレン市中心のマルクト広場でも、マリアさんと同じように多くの人々が目立つ横断幕や功法の実演、そして学習者への中共による迫害や生体臓器収奪などの犯罪を暴露する展示パネルを目にした。彼らは学習者が配布するパンフレットを受け取り、学習者と交流した後、学習者の反迫害を支持し署名をした。中にはスマートフォンを取り出して、学習者が功法を実演する様子を写真に撮り、法輪功のウェブサイトのアドレスを添えて、ソーシャルメディアにアップロードし、中国で起こっている出来事をより多くの人々に知らせていた人もいた。
サンクト・ガレン市中心のマルクト広場で功法を実演する学習者 |
活動現場を通りかかった人々は資料を受け取り、署名した |
学習者の反迫害を支持し、迫害の早期停止を願い署名する人々 |
真実を知り、迫害に反対する請願書に署名
マリアさんが言ったように、多くの通行人は以前から法輪功について聞いたことがある。その情報はネット上から入手可能であり、24年にわたる法輪功迫害の実態を伝える活動を通じて知ったという。
学習者が受けている迫害の写真と説明を見た後、リサさんも心を強く打たれた。彼女はしゃがみ、一つひとつの迫害の事例を読み、特に女性学習者が受けている迫害について入念に読んだ。
法輪功迫害のパネル資料を入念に読み、署名するリサさん |
共に迫害を阻止しょう
保険業に従事しているトーマス・シュトラウマンさんは、法輪功から学んだ真・善・忍の原則について、「とても美しく、人生の美しい姿を描き出しており、素晴らしいです」と話す。彼は自分の署名が何かの作用をもたらすことを願っており、「国家として自らの立場を明確にし、経済的利益を傍らに置くべきだ」と語った。
スペイン系のレオナルドさんは、人々の臓器が奪われることに心を痛め、この署名が「これらのこと(法輪功への迫害)が続かないようにし、中国の状況が改善されることを願っています」。彼から見れば、中共による法輪功への迫害は「狂気じみており、受け入れがたいものです」と言った。
トルコ系のエジェド・サムジさんは、トルコで新疆出身者が故郷を離れて苦しむ姿を目にした経験から、中共の行動が耐えがたいものであるという。そのため、彼は即座に学習者を支持する署名をし、学習者が受けている拷問と迫害が終わることを願っていると話した。