原稿を書く過程は、まさに心を修める過程でもある
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2023年9月22日】私は毎年、明慧ネットの中国大陸法会の原稿募集に参加していますが、執筆は真の修煉過程だと個人的に理解しています。簡単には気づくことができない観念、人心、執着がたくさんあり、原稿の執筆と修正の過程で認識させられました。さらに、誇張や盗作など、党文化によって汚染されてきたいくつかの悪い習慣がきれいに取り除かれました。

 かつて、明慧ネットで同修の救出に関する交流文章を読みました。電話番号の収集と救出活動の全過程は、詳細を含めて私の経験と非常によく似ていました。まるで私がやったかのように思えました。その時、すぐにこの段落の文章をコピーして貼り付け、いつか使用できるために保存しました。ある年、中国本土法会の原稿募集に参加しました。同修の救出に参加した体験や、警察、検察、司法執行機関の電話番号の集め、真実の手紙を書き、国内外の同修の真実を語る電話のフォローアップを行った体験について書いたことを覚えています。私は躊躇せずに、前に複写し保存した同修の交流文章の一節を変更せず、自分の文章に追加しました。その文章は明慧ネットに掲載され、明慧特別版として編集されました。思い出す度恥ずかしいのです。

 その後、静かに心を修める過程を経ました。このことを考えるたびに、「それは盗作ではないのか」と思っています。それ以来、同修の交流文章をもう二度と複写出来なくなりました。文章には個人の信息があり、その人の修煉の次元、功力を持っています。自分の文章にそのまま使うには合わないのです。功であれば、自分の修煉したものでなければ、自分の体に入れられますか? してはいけないことをしたため、自分の身体に入れられないだけではなく、自分の功も落ちてしまいます。それは修煉によって得たものではなく、欺瞞による出たものであり、修煉者のタブーを犯しているのに、功が伸びることができますか? 

 今年、明慧編集部が中国大陸法会に向けて原稿を募集した際、次のことが強調されました。「提出される原稿は、重点を絞った、クリーンで、事実に基づいた、心のこもったものでなければならず、虚偽、見せびらかすなどの党文化の不正行為の習慣を放棄しなければなりません」

 道理に照らして、同修が大法の「真・善・忍」の原則を厳しく守っているのは当然ですが、どうして粉飾、欺瞞の行為を働いたり、誇張したり、見せびらかしたりするような不良行為が出たのでしょうか? 私たちは長い間党文化に浸され、汚染されてきたため、自分の悪い行いに気づかず、悪いことをしている場合でも、そのことに気づいていないことがあります。

 私たちは原稿を書く過程で、意識的にこれらの悪い行為を排除しています。嫉妬など不純な言動や考えが多々ありましたが、執筆中に発見し少しずつ正していきました。

 毎年、明慧編集部が中国大陸法会に関する通知を発表した後、私はすぐに、中国大陸の同修が積極的に投稿するよう、励ます文章を書き始めます。毎年書きます。自分の文章を投稿しても掲載されないこともあるので、どの部分が人心や観念に基づいているのか、どの部分が不純な意図を持っているのか、よく読んでいます。自分が書いた文章からは常に不純な心が見えてきます。時々、文章の中で自分の感情を遠回しに表現していることがありますが、明慧ネットではそのような文章は掲載させません。その後、自分の考えを注意深くみると、早くも修煉における漏れが見つかります。見つかるとそれを修め、直します。

 時には、自分は言葉一つ一つを考えて、一生懸命丁寧に文章を書いていると感じます。同じテーマの文章を明慧ネットに投稿した後、採用されませんでしたが、同修が書いた類似の文章が掲載されました。同修の文章を読むと、自然で滑らかで、真実で清潔感があり、気取ったところがまったくないと感じます。自分の文章を見ていると、勢いを表現し、盛り上げるような言葉を使っていて、無意識のうちに空虚な空気を漂わせ、シンプルさや落ち着きを欠いているところがあります。このような党文化の振る舞いを、執筆中に発見し、そして修正しました。

 毎年、明慧ネットで原稿を募集してから締め切りまで、私の修煉日程はよりコンパクトで充実したものになります。私は修煉においてもっと精進するようになり、多くのことを得ることができました。なぜなら、普段行っている三つのことを確実に行う必要があるだけでなく、原稿のまとめと修正などを同修と協力しなければならないからです。

 同修の皆さん、この貴重な修煉の機会を逃さず、実際にそれを体験してください。原稿を書くことは、修練し、心を修める過程です。

 上記は個人的な体験です。間違いがあれば、慈悲なるご指摘をお願いします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/9/7/465022.html)
 
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