【明慧日本2023年10月15日】天津市寧河区の法輪功学習者・杜艶紅さんは今年5月、蘆台鎮派出所の警官に派出所まで来るように呼び出されたが、そのまま戻ってこなかった。その後、杜さんは不当に懲役1年6カ月の判決を宣告され、天津市女子刑務所に送り込まれた。
2022年1月8日、杜さんはある法輪功学習者の家を訪ねたとき、警官に連行された。警官は杜さんのカバンからメモリーカード、法輪功の文言が書かれたステッカー、紙幣などを見つけ出して押収し、当日、杜さんの自宅に行き、家宅捜索した。その後、「保釈」で杜さんは帰宅したが、強制的に罰金5000元没収された。
同年4月、寧河区検察院は杜さんの案件を立案したと杜さんに通知書を送った。杜さんはその通知書を見ながら、長年にわたる法輪功学習者に対する迫害のことや、半身不随で身の回りのことができず、毎日世話をしなければならない母親、幼い息子、学校に通う娘のことを考えて、夜も眠れなかった。あまりにも精神的な重圧を受けている杜さんの様子を見て、家族は杜さんをリハビリテーション病院に入院させた。
今年5月、裁判所で杜さんの不正裁判が行われたとき、自己を弁護し、法輪功は心身の健康効果の高い気功修煉だと説明し、中国共産党の法輪功に対する迫害の事実を暴き、司法関係者に公平公正な裁判を行うよう要求した。杜さんはその日のうちに帰宅した。
その後の5月のある日の午後、寧河区蘆台鎮派出所の警官・孟維沢は、杜さんの自宅へ行き、派出所へ行くように求め、「用事を済ませたら帰宅してよい」と言った。しかし、派出所に行った杜さんは帰宅できず、警官に留置場に送り込まれた。
9月末、家族は、杜さんが実刑判決を受け、天津市女子刑務所に拘禁されていることが分かったという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)