【ワシントンDC法会】初志貫徹し 着実に修煉する
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文/米国ワシントンDCの西洋人大法弟子

 【明慧日本2023年10月18日】尊敬する師父、こんにちは! 同修のみなさん、こんにちは! ここ数年間の修煉と衆生を救い済度するなかでの体験をみなさんとシェアしたいと思います。

 初志貫徹する

 私は長年、スピリチュアルに関連するさまざまな書籍を読み漁りました。その後、法輪大法の修煉を始めた直後、私は法輪大法と師父から授かったものがいかに貴重であるかを認識しました。その認識の下、私は鏡の前で自分にこう言い聞かせました。「今、私は法輪大法から加持されている。私は一意専心に修煉し、どんな魔難に遭遇しても精進しなければならない」

 修煉の初期には、多くの魔難が立ちはだかりました。しかし、家庭の魔難、失業、そしてほぼ10年間ほぼ独力で大法の真相を伝えるプロジェクトを進めた孤独な時期に、師父はずっと私の傍にいらっしゃいました。振り返ってみると、私が今日まで歩んで来られたのは、三つのことに真剣に取り組んでいたからです。しかし、近年、時間が経つにつれて、三つのことをしっかり行う意志が衰えていることに気付きました。

 師父は最近の経文で次のように説かれています。「一部の人は修煉を始めた当初、確固たる決意を持っていました。しかし、一部の人は長期的に形成された各種の執着を修煉してもなかなか放下できず、時間が経つにつれ、自らを緩めてしまいました。加えて仕事が忙しくなり、家庭環境を正しく対処できなかったため、ますます法の勉強と煉功の時間が取れなくなりました。時には大法の活動に参加していますが、精進できなくなりました」(『大法修煉は厳粛である』)

 私の職業上、多くの執筆や研究が必要です。しばしば夜間や週末の時間を利用せざるを得ません。それに加えて、家庭生活や子供の課外活動などで忙しく、以前ほど精進しなくなりました。師父の最近の経文は私にとって、厳しいと同時に慈悲深い教えでした。私に警告を鳴らしてくださいました。私はこの経文を読み、家の三人の子供弟子と話し合いました。私たちは皆、以前のように真剣に修煉していないことに気付き、お互いに助け合い、再び精進することを決意しました。

 仕事環境で闘争心を取り除く

 私は仕事において同僚と良好な関係を維持しています。その良好な関係があるため、私は適切な場面で密接に協力する人々に大法の素晴らしさを伝えることがうまくできています。最終的な目標は、師父が私に割り当ててくださった人々を救い済度することだと私は知っています。

 最近、私がリードしているプロジェクトで、マネージャーがこのプロジェクトを破壊する可能性のある行動をこっそりと取っており、不必要な問題を引き起こしているのを発見しました。修煉状態が良くない時、私は恨みを抱き、反撃しようとし、自己を実証しようとする執着が湧いてきます。もちろん、法をしっかり学び、煉功をしっかり行うときは、これらのことを修煉して向上する機会だと捉えます。単に環境をきれいにするためのものだと考え、自分の名誉を守るために、そのマネージャーがプロジェクトを壊そうとしていることを暴露しようとしませんでした。

 私は仕事において心性を修め続けるよう自分に注意を促しています。それにより、同僚たちが心を開いて、私が彼らに伝える法輪大法や法輪功学習者が迫害に反対している実態に耳を傾ける環境を維持できるようになります。

 真相を伝えるため、音楽を制作する

 10数年以上にわたり、私は音楽を制作し、若者やポップ・ミュージックを聴く人々に真相を伝えてきました。これは修煉の過程であり、法輪大法に導かれる過程でもあります。より多くの衆生を救い済度するために、師父は弟子たちに様々な能力と才能を与えてくださいました。私は確固たる献身的な精神をもって、この音楽プロジェクトに参加しました。ソーシャルメディアの検閲問題、限られたサポート、比較的孤立したプロジェクトに対処するため、私の正念が弱まり始める度に、私は師父の教えを思い出し、そこから力を得ます。

 師父はこう説かれています。「私が生まれたとき、多くの神が一緒に降りてきました。その後毎年、たくさんの神が降りてきています。私が法を伝える時になると、神は雪が舞うように降りてきました。それほど多いのです。年齢を計算してみたら、私が法を伝えて現在まで計算すれば、25歳前後の若者になりますが、まだ多くの人が救われていません。彼らはみな、神だったのです。この世に降りて、世界各地に散らばっています」(『各地での説法十四」「二〇一六年ニューヨーク法会での説法」)

 私の音楽を通じて、法輪大法と迫害反対の実態について理解することができれば、一つの天体の衆生が救い済度される可能性があると認識しています。これは私がよりしっかり自分を修煉し、より精進する原動力になりました。もちろん、この種のプロジェクトを展開するには、ターゲットの対象をカバーするためにソーシャルメディアを使用する必要があります。しかし、精進しない時、ソーシャルメディアは私の修煉を妨害することもあります。ソーシャルメディアからの妨害を排除するために、私はスマートフォンからソーシャルメディアアプリを削除し、デスクトップコンピューターから音楽を発表する時だけ、ソーシャルメディアサイトを使用しています。これにより、私にとってソーシャルメディアの使用は制限され、かつ非常に具体的な目的を持った使用になりました。

 天災が訪れたときに正念を保持する

 最近、米国のフロリダ州で発生したハリケーン・イダリアが、私の両親の住んでいる場所を通過しました。ハリケーンが襲来するまで、約24時間くらいしか残ってないとき、私はやっとこのことに気づきました。両親が避難するつもりがないことを知ったとき、私は少し心配し始めました。しかし、幸いなことに、すぐに正念を強化し、人間の考えではなく、法理の観点から問題を考えるようになりました。私はこう考えました。もしもこのハリケーンが私の家族に致命的な損害をもたらしたら、私の衆生を救い済度する努力は大きく妨げられるのではないか。家族が重大な自然災害に遇い、私がそれを対処しに行くというのは、必ず旧勢力の按排であり、決して師父の按排ではない。旧勢力の按排を否定する確固たる信念を持ち、感情や恐れ、人間の心を放下しました。私は師父に私の決心を固めてくださるようお願いしました。ハリケーンが襲来した朝、私は正念を発し始めました。約24時間後、両親と通話したところ、信念が堅固であったため、彼らに害が及ぶことなく、大きな財産損失も生じなかったと言ってくれました。父はこう言いました。「ハリケーンの目から見れば、彼ら(両親)は神の保護を受けていたようだ」。両親との通話を終えた後、私は両手を合わせて合掌し、師父に感謝の気持ちを表しました。

 要するに、私はさらに精進し、自分をしっかり修め、最後の執着を取り除く必要があります。特に、無条件に内に向けて探し、口を修め、家族に対してより慈悲深く接することなど、さまざまな面で急いで向上しなければなりません。しかし、学法をしっかりし、精進すれば、必ず成就できることを私は知っています。

 師父はこう説かれています。「初志貫徹すれば修煉は必ず成就する、これは修煉界の真言です」(「大法修煉は厳粛である」)

 以上、不適切なところがあれば、ご指摘お願いいたします。

 師父、ありがとうございます! 同修のみなさん、ありがとうございます!

 (2023年米国ワシントン法会での発表原稿)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/10/11/466982.html)
 
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