【明慧日本2023年10月29日】(遼寧省=明慧記者)大連市泡崖住宅団地に住む法輪功学習者・童淑栄さん(79)は8月9日、大連市甘井子区裁判所で不当な裁判にかけられた。10月17日、甘井子区裁判所の関係者2人と営城子派出所の警官3人が童さんの自宅に行き、童さんに懲役1年6カ月と罰金1万元を宣告した。その後、童さんは姚家留置場に拘束された。
童さんは2021年10月17日、営城子近郊で中学生に疫病から逃れ、身の安全を守る方法を教えたが、当局の虚言に惑わされた中学生は童さんのことを通報した。営城子派出所の警官が数回嫌がらせを働いた後、童さんを6カ月間監視した。2022年5月、営城子派出所の警官3人が再び童さんの自宅に行き、さらに6カ月間住居監視下に置くと告げた。その後、童さんは甘井子検察庁に提訴された。
2022年10月17日、甘井子検察庁は童さんを甘井子裁判所に起訴した。
今年8月9日午前、童さんは甘井子区裁判所で不当な裁判を受けた。法廷での検察官の証言はすべて捏造されたものであった。裁判長は童さんの自己弁護を認めず、弁護人が童さんのために弁護している際、話は何度も中断され、法廷は童さんの弁護人を法廷から追い出そうとした。
このため、童さんと弁護人は裁判中、法律に基づいて何度も強い抗議を行った。結局、裁判長は休廷を宣告し、立ち去った。武装警官数人が入ってきて、童さんと弁護人に書類に署名するよう強制したが、童さんと弁護人は拒否した。
9月8日、大連市甘井子区裁判所は童さんに対し、次の裁判が行われるまでさらに1年間の保釈を認めた。
10月17日午前9時頃、大連市甘井子区裁判所の執行警察官2人と営城子派出所の警官3人が童さんの自宅に行き、童さんに懲役1年6カ月と罰金1万元を宣告した。警官らは身体検査の際に、童さんの血圧が229 mmHgにまで上昇し、血中脂質も非常に高いにもかかわらず姚家留置場に拘束した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)