【明慧日本2023年11月27日】江西省九江市徳安県の法輪功学習者・徐春梅さん(49歳女性)が、今年7月19日、同市永修県裁判所に裁判にかけられ、懲役1年6カ月と罰金1万元の不当判決を言い渡された。徐さんは2021年に三カ所の部署に法輪功迫害の事実の資料と法輪功迫害の停止を求め、正義を呼びかける手紙を送った。当局はこれを、いわゆる「有罪の証拠」とした。
徐さんは判決書にサインするのを拒否し、「私は罪を犯していません。法輪功を学ぶのは合法だからです」と言った。
徐さんは1998年から法輪功を学び始め、真・善・忍に従って自分を要求し、寛容な心で、善を持って人と接するようになった。
中国共産党の前国家主席江沢民は、個人的な嫉妬から、人民の幸福を顧みず、法輪功学習者に対する迫害を独断で引き起こした。1999年6月10日、江沢民は自らの意思で、国家憲法と司法機関を凌駕するナチスのゲシュタポに相当する組織「610弁公室」を設立した。この組織は全国で秘密任務を遂行し、法輪功迫害を推進し、実行する犯罪組織である。
1999年7.20、中国共産党の江沢民グループが法輪功迫害を開始した。徐さんは法輪功迫害停止を求めに北京に行ったが、豊台体育館に連行された。その後、地元の公安局の警官と勤め先の上司によって地元に戻された徐さんは、留置場に拘禁され、信仰を放棄する誓約書を書かされた。書かなければ家に帰さないと脅された。その間、公安局と610弁公室、司法の警官らは徐さんの家に押し入り、法輪功の関連書籍を押収し、引き出しや衣服、布団などを床に投げ捨てた。
2000年、労働教養処分2年を科された徐さんは、子供がまだ3歳だった。夫も信仰を放棄させられた。公安当局や派出所の警官は、書類を提出することなく、たびたび徐さんの家に行き、家宅捜索をした。この長期にわたる迫害と苦しみの結果、徐さんの義父は2010年6月に他界した。
2014年4月、徐さんは神韻のDVDを配布したため、徳安保塔派出所の警官によって九江拘留所に15日間拘留された。公安局と610弁公室による度重なる迫害により、徐さんの家族は極度の恐怖の日々を過ごすことになった。
2021年6月18日午前、徐さんは徳安開発区にある個人経営の薬局で働いていて、仕事中に徳安県の警官に連行され、家宅捜索されて、共青拘置所に送られ拘留された。
明慧ネットの報道の統計によると、2023年上半期、江西省の法輪功学習者は合計47人が迫害を受けた。その内、9人が判決を受け、1人が起訴され、6人が逮捕状を発付され、4人が拘留され、14人が連行され、12人が嫌がらせを受け、1人が尾行された。中共による情報の封鎖により、一部の迫害はすぐに報道されておらず、上記の統計は不完全な統計である。